潮来市議会 > 2022-03-07 >
03月07日-02号

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  1. 潮来市議会 2022-03-07
    03月07日-02号


    取得元: 潮来市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-26
    令和 4年  3月 定例会(第1回)     令和4年第1回潮来市議会定例会議事日程(第2号)                        令和4年3月7日(月)                        午前10時開議日程第1 市政一般に関する通告質問-----------------------------------出席議員(15名) 議長15番   箕輪 昇君  副議長 6番   小峰 進君    1番   佐々木 徹君     2番   志村 一君    3番   石田裕二君      4番   阿部慶介君    5番   兼平直紀君      7番   飯田幸弘君    8番   平田健三君      9番   飯島康弘君   10番   田崎 清君     11番   笠間丈夫君   12番   藤崎忠徳君     13番   薄井征記君   14番   今泉利拓君欠席議員(なし)-----------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長        原 浩道君   副市長       庄司敦子君   教育長       横田直樹君   市長公室長兼総務部長                               額賀 浩君   総務部参事兼総務課長        市民福祉部長福祉事務所長             実川智史君             茂木 衛君   環境経済部長    榊原 徹君   建設部長      本村敏行君   建設技監兼上下水道課長       教育部長      塙 誠一君             岡野正弘君   秘書課長      打越伸是君   企画調整課長    草野吉広君   財政課長      小沼 豊君   かすみ保健福祉センター長                               石神弘幸君   観光商工課長    河瀬由香君   環境課長      橋本 太君   都市建設課長    吉川秀樹君   学校教育課長    沼田武男君-----------------------------------事務局職員出席者   議会事務局長    湯崎浩安君   局長補佐      山田晴美君   書記        小林 肇君   書記        方波見友紀君----------------------------------- △開議の宣告 ○議長(箕輪昇君) 大変ご苦労さまです。 これから本日の会議を開きます。 本日も新型コロナウイルス感染症のさらなる防止に取り組み、会議を進めてまいります。皆さんのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。 ご報告いたします。 阿部議員から遅れる旨の連絡がありました。ご報告いたします。 本日説明のため出席した執行部の職員は、原市長以下、ただいま着席のとおりです。                         (午前10時00分)----------------------------------- △市政一般に関する通告質問 ○議長(箕輪昇君) 議事日程に入ります。 市政一般に関する通告質問を行います。 通告質問については、質問事項ごとに初めの質問は大項目で一括で質問し、一括で答弁願います。 再質問がある場合は、項目ごとに一問一答方式により行います。また、質問については、議会会議規則を遵守の上、質問願います。 参考までに申し上げます。 質問は簡単明瞭に、答弁は的を射てお願いします。また、質問は市民の立場に立ち、的確に行い、議題の範囲を超えないこと、同一議題については3回までとするものです。ただし、答弁の内容によってはこれを超えて認める場合もあります。質問内容が重複する場合は、考慮の上、お願いしたいと思います。 傍聴されている皆様に申し上げます。 潮来市議会傍聴規則を遵守の上、私語または談笑しないようお願い申し上げます。----------------------------------- △田崎清君 ○議長(箕輪昇君) それでは、10番、田崎清議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 田崎議員。     (10番 田崎 清君 登壇) ◆10番(田崎清君) 10番、田崎清です。議長の許可をいただきましたので、通告に従い順次質問させていただきます。 最初に、新型コロナウイルス感染症について。 猛威を振るうオミクロン株。潮来市においても、1日当たり2桁の感染者が出ております。昨年まで259名の感染者数でありましたが、今年に入り、昨年までを上回る300人以上の感染者が出ております。 最初に、①本市における今年1月からの感染者の年代別内訳をお伺いします。 ②本市におけるクラスター発生状況をお伺いします。 ③3回目ワクチン接種の進捗状況とモデルナとファイザーの接種割合をお伺いします。 ④市のホームページにおいて、感染者の情報が1月19日で更新されなくなりましたが、市民が最も知りたい情報の開示をどのように考えているかお伺いします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 茂木市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(茂木衛君) それでは、田崎議員からのご質問に答弁させていただきたいと思います。 私からは、1点目から3点目について答弁させていただきます。 まず、1点目の今年1月からの感染者の年代別内訳でございます。 オミクロン株の感染急拡大により、新規陽性者が急増してございます。このような中、新型コロナウイルス感染症患者の発生等の県からの公表は、保健所等の業務負担軽減のため、令和4年1月19日以降、各市町村の発生状況について、患者の新規及び濃厚接触者の人数のみとなってございます。また、感染者の年代別内訳につきましては、県全体のみの公表となっております。市では、県から公表する内容以外の情報は把握してございません。 次に、2点目のクラスターの発生状況でございます。 茨城県では、感染拡大の観点から、集団感染、いわゆるクラスターが疑われる場合は、公表前に事業所への確認の下、鹿行地域の高齢者福祉施設など事業所名や市町村名を伏せて公表されています。市では、県が公表する内容以外の情報は把握しておりません。 次に、3点目の3回目ワクチン接種の進捗状況とモデルナとファイザーの接種割合について答弁させていただきます。 18歳以上で新型コロナワクチン接種の2回目を令和3年8月31日まで終了している方に対し、追加接種、いわゆる3回目の接種の接種券等を3月3日までに約1万6,280件発送しております。予約受付につきましては、追加接種、3回目の接種券等の案内が届いた方から受付可能となります。令和4年3月5日現在の3回目のワクチン接種の進捗状況でございますが、18歳以上の2回目のワクチン接種者約2万1,480件に対しまして、ワクチン接種予約数約1万2,500件、予約率約58%、ワクチン接種済み数約9,480件、接種率約44%となっております。 次に、モデルナとファイザーの接種割合でございますが、令和4年3月5日現在で、ファイザーが約58%、モデルナが約42%となっております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは、4点目でございますが、感染者の情報の更新と情報の開示についてのご質問にお答えをさせていただきます。 新型コロナウイルス感染症市内発生状況につきましては、茨城県公表の内容に基づき、潮来市公式ホームページに掲載をしているところでございます。感染者の情報につきましては、1月19日から市ホームページが更新されていないとのご指摘でございますが、茨城県の公表内容につきまして、1月18日までは、居住地、新規、濃厚、年代、性別、職業、発症日などについて公表されておりましたので、県の公表に基づき市のホームページにも掲載をしておったところでございます。1月19日以降につきましては、県の公表内容が市町村別の新規、濃厚ごとの人数の公表へと変更となったことから、県の公表内容に基づき市ホームページに掲載し、更新をさせていただいているところでございます。 また、情報の開示につきましてはどのように考えているかというところでございますが、今後とも、市民の皆様に見やすい、分かりやすい情報発信について努めてまいりたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 1番の年代別情報を把握していない、また、クラスターの発生状況も、県の発表で把握していないと。そのような状況で、潮来市、本当に今年に入って300人、また、ここに来て、直近で2月末から3月の頭ですか、学年閉鎖や学級閉鎖、また延長というような情報が、情報というよりも、なった人とか周りから、直接じゃなくても、うわさ話のような状態で聞いておるんですが、これ今、非常に小児、子供たち、本当に生徒・児童とか、小学校とか、どのような状態の人がかかっているかが分からない。そういった中で、学校関係だけでも経過とか対応はどのようにしているかをお伺いします。 ○議長(箕輪昇君) 塙教育部長。 ◎教育部長(塙誠一君) 私のほうから、学校の状況につきましてご答弁させていただきます。 この2月、そして3月の頭にかけまして、複数の学校で学級閉鎖ということで対応してございます。私たち学校教育課、教育委員会のほうでは、各学校から陽性者、そして濃厚接触者がどういう状況であるか、検査の結果を随時学校から報告をいただいております。まず、その検査の前の状況であったり、どういった方が濃厚に当たるのか、その辺も踏まえて学校のほうで調査をしていただきまして、情報をいただきます。そして、それに伴いまして、ご兄弟であったり、ご本人も感染になっている方が平常、学童とかそういったところにも通っているか、いないかというようなところも把握した上で、全体の学校、クラスの感染者、そして濃厚接触者がどのような状況かを判断しまして、学級閉鎖等の対応を取っているところでございます。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 再々質問というよりは、家庭内感染とか、本当に1人がかかれば家庭内でみんなかかる、自分もいつかかるか分からない、誰がかかっているかも分からない、こういう状態の中で、本当に不安、市民も不安だし、子供たちも不安、やっぱり子供たちの安心を守るためには何をしたらいいかなと考えたときに、やっぱりもうちょっと一歩進んで、学校の報告待ちでなくて、要は、どこどこの保育園から出たみたいだ、どこどこの先生がなったみたいだとか、そういう本当に情報、情報というか、開示できないのは分かります。 これ人権の尊重とか個人情報の保護とかありますので分かるんですが、もうちょっと何とかこう抑える方法とかあれば、一番難しいんですが、県の情報とか学校の情報とか市のほうで把握できないというのがちょっと疑問というか、その辺があれなんですが、何とかこの長期化するコロナ感染について、本当に第6波が小児への感染が強いというような報告が今、なされておりますので、本当に学校関係の先生たちも負担がかなり大きくなったと思うんです。 そういったところで、本当に子供たちも一生懸命ここへ来てリモート学習やったりやっているんですが、今、この傾向は、ここがピークか、また市へ聞いても分からないと思うんですが、その辺でどのように考えているか、今後の、下がりの方向に行くのか、潮来市はどのような方向に向かうかお伺いします。 ○議長(箕輪昇君) 茂木福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(茂木衛君) それでは、再々質問に答弁させていただきます。 感染状況がどのような推移にいくのかということでございます。こちらに関しましては、一自治体で判断できるものではございませんけれども、今、言われているように、潮来市の今の感染状況を見ますと、一度、2月の下旬頃に若干少なくなってきたんですが、またここ二、三日増えてきているという状況もございますので、まだ今後、いつ頃のピークが下がってくるというのは判断できないのが現状でございます。よく国のほうでは、オミクロン株のほかに、今度、次にステルスのオミクロン株が出ていると、発生しているという状況もありまして、まだまだこの感染状況は続くものかなと考えてございますので、皆様には、本当に感染拡大防止の対策は取っていただきたいと考えております。 認定こども園とか小さな子供やなんかの場合、一応保護のほうは、各担当部署のほうに情報いただいて、その中で、少しでも感染を拡大できないような情報の周知とかを関係者にはやっていただくような形を取ってございますので、個別の人の情報に関しては、先ほど議員おっしゃられたとおり、個人情報の問題もありますし、誹謗中傷の要因になる可能性もありますので、そういったものはなかなか開示できないし、情報も得られないですが、少しでも関係者に関しては情報が伝わるような形を取っていきたいと考えてございますし、今後も感染拡大にならないよう、感染予防のほうは、皆さん、十分気をつけていただければと考えてございます。 以上でございます。
    ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 3のワクチン接種進捗状況、予約が58%、接種が44%、そしてファイザー製が58%、モデルナが42%、こういった中で、国も言っていますが、混合接種が効き目があるような、何かファイザー製のを予約しようと思ったら、もういっぱいでモデルナのほうは空いているというような、そういうモデルナを打ちなさいじゃないですが、そのような方向に向いているような感じがするんですが、潮来市としましては、これファイザーもモデルナも別に選択はあれで、大規模接種のセントラルへ行けばまた別ですけれども、かすみ保健センターではどのような形で。 ○議長(箕輪昇君) 茂木市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(茂木衛君) じゃ、再質問に答弁させていただきます。 これまで、1回目、2回目に関しましては、かすみ保健福祉センターでの集団接種に関しましては、ファイザー製を使ってございました。大規模接種会場セントラルホテルではモデルナということでありましたが、3回目接種に当たりましては、ワクチンの供給がモデルナもファイザーも大体半々程度の割合になってございます。ということで、ファイザーを打った方が、2、3回もファイザーを全て打てるようなワクチンの供給ではないという現状がございます。 といった中で、3回目接種に当たりましては、ワクチンの供給に応じて枠を設けてございます。ということで、まず最初のことは、集団接種会場に関しましては、ファイザーのほうを接種、打てるような日程を組んでございます。その後、モデルナの接種ということで、交互にやっている状況でございますので、別にモデルナのワクチンを取っておいて、モデルナを先に打ってもらうような形をとっているわけではございません。供給に応じてやっているということで、ご理解いただければと思ってございます。 ただ、混合接種も国で示しているとおり、副反応等の問題もございますが、逆に効果がファイザー、ファイザーよりはあるということもございますので、そういったことも判断材料として情報を提供させていただいて、その上で、どちらを打つかを個人で判断していただくということだと思っております。 ただ、少しでも早くワクチン接種は打っていただきたいということですんで、ファイザーにこだわらず、モデルナでも打てる機会があれば、早めの予約をとって接種をお願いしたいというところでございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 大人は分かったんですが、ここに来て子供用のワクチン、5歳から11歳の接種、接種券とか予約の今後の行程をお伺いします。 ○議長(箕輪昇君) 茂木市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(茂木衛君) 小児用のワクチン、5歳から11歳に関しましては、今、準備を進めておりまして、今、3月20日から予約を、接種ができるような形を、体制を整えているところでございます。ただ、こちらもワクチン供給が少しずつというような状況でございますんで、それに合わせた予約の体制になってくるかなと思っております。 まずは、集団接種会場のほうで受けるような形を今、進めてございまして、そちらに関しては、神栖済生会の小児科の先生が来て打っていただくような形を今、準備をしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 早く安心できるような形で、子供たちの接種を終わらせたいと思います。 4の再質問なんですが、分かりやすい、見やすい、そういった中で、防災無線が昨日あたりでも、新型コロナウイルスまん延防止重点措置が再延長になった、それが6日までの延長となりましたというような放送、LINE、これ録音になっているからかもしれないんですが、同じことを繰り返し、マスクつけろ、手洗いしろ、これは皆、ここまで来てやっています。やらない人は、これいないと思うんですが、そういった中で、こういうところのチェックもしているのかな。この潮来市防災無線の昨日あたりの放送なんかは。いかがですか。 ○議長(箕輪昇君) 実川総務部参事。 ◎総務部参事兼総務課長(実川智史君) 防災無線の対応につきまして、現在、週末の放送につきましては、誠に申し訳ございませんでした。3月6日までという形で、前回の延長の放送で予定を組んで放送をさせていただいた関係で、今週末まではそういう対応になっております。また、新しい延長の対応につきましては、同じ内容が続きますが、回数等を検証しながら、若干ちょっと減らして、効果がある時間に延長になりましたという放送をまたさせていただく予定で今、組んでおりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 本当に市民が知りたいのは、本当の最新の情報だと思いますので、せめて人数、今日はこれだけ、どこどこで出たとか、どこどこの職場で出たとか、そういうところまでは難しいのは分かるんですが、本当に最新の情報を届けられるようにしてください。 それでは、2に入ります。 建設残土について。 立金から川尾団地信号下に抜ける都市計画道路用地として確保したところに、市で公共工事から発生したと思われる残土らしきものが山積みされております。現場として、写真、ちょっと撮ってきたので、これがちょうど川尾団地下ですか、潮来駅前から立金、江寺を経由して川尾団地に抜ける都市計画道路として計画されたと思うんですが、この残土ですか、①これ何年間放置されているかをお伺いします。 ②津知土地改良区と農家への説明内容をお伺いします。 ③この残土の撤去予定をお伺いします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 答弁を求めます。 本村建設部長。 ◎建設部長(本村敏行君) それでは、田崎議員のご質問にお答えさせていただきます。 1点目、どこで発生した残土で何年放置しているかというご質問につきましては、平成28年度に施工した潮来インター付近の市道(潮)1384号線道路改良工事の路床入替えの発生土と、平成29年度施工の江寺・坂下から県道水戸・神栖線までの市道(潮)2級20号線道路改良工事からの発生土を仮置きしてございます。仮置きしている期間につきましては、平成28年から5年が経過している状況です。また、今年度、市道(潮)1225号、1228号線排水整備工事からの発生土を仮置きしてございます。 2点目、津知土地改良区と農家への説明につきましては、仮置きした土が高くならないようにすることということを津知土地改良区に言われております。また、隣接する田んぼへの進入路が狭くならないようにするということを説明させていただきまして、仮置きを行ってございます。また、津知土地改良区からは、水路付近への仮置きはしないようにというご意見をいただいてございます。また、隣接する農家の皆様方からは、現在の状況をお聞きしたところ、数名の方が草刈りの要望や今年から耕作を再開したいという方がございました。また、進入路を広くしてほしいというご要望もございました。これらのご意見、ご要望に対して対応をしてまいりたいというふうに考えてございます。 3点目、残土の撤去予定につきましては、現在、都市建設課では、かすみの郷運動公園などに仮置きした土の利用を進めてございます。工事で発生した流用土でありますので、今後の工事において、土砂が必要となることがあります。その必要になった際に使用する流用土として考えているところでございます。 以上で答弁を終わります。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 平成28年からインター付近、また、平成29年から江寺・坂下周辺の工事の残土を5年間というような話でありましたが、これ10メーターの長さにして300メーターぐらい置いてある。これ     といってトラクター運んできたりしたら、もう道路が通れない状態。これ10メーターです。 これ車、これが何年間も置かれた、市役所に以前に連絡した農家の方は、仮置きで5年間ぐらいだからというような話で、どかしてくれるのかなと思ったら、そのままの状態がずっと続いているような状態で、今、農作業者の車、大きくなってきているんですよね。こういうもので運ばないと作業ができない。田植機にしろ、トラクターにしろ、コンバインにしろ、みんな今、改装していて大きな農家さんが作っているような状態ですと、そういう状態でここを使用しているわけなんですが、早く撤去してほしいのが、それはあれなんですが、5年間も放置したということにつきまして、これ土地改良の方も、もう木が生えるほど、木を伐採している、そんな状態なんです。 それを一刻も早く、今から田の耕しとか田植が始まる時期前に何とか考慮してもらいたいと思うんですが、先ほどかすみ保健センター脇などに仮置場、また、前川運動公園の脇にもありますね。潮来市としての残土置場と申しますか、この現状と今後、どのように考えているかをお伺いします。 ○議長(箕輪昇君) 吉川都市建設課長。 ◎都市建設課長(吉川秀樹君) それでは、残土の、発生土なんですけれども、今後の状況ということでお答えをいたします。 まず、かすみの郷運動公園の発生土におきましては、現在、国交省のほうで砂を使う、若干粘性土混じりの砂が置いてあるんですけれども、その砂を今現在、運び出して使用をしていただいております。あと、前川運動公園の西側、東側にある残土等につきましても、今、県の工事で使用しているというようなことがございます。今、田崎議員が聞かれております川尾団地の下の残土でございますが、砂の性質自体は砂質土というようなことでございますので、そういったスナメの土が必要な、そういう工事が出たときに流用土として今後、使用していきたいというようなことで考えてございます。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 利用法は、国交省とか県の工事で、まず、この今の状態、利用法は分かったんですが、満杯が、ほかを探すほかないとか、今、まだ大丈夫ですとか、そのような現状はどうなんですか。お伺いします。 ○議長(箕輪昇君) 吉川都市建設課長。 ◎都市建設課長(吉川秀樹君) 川尾団地下の残土の状況ですけれども、沿線で耕作しておられる関係者の方が12名ほどいらっしゃいます。その方々にお聞きしたところ、8名は、今の状態でも特に問題はないよというようなことがあって、ただ、草刈りをしてほしいというようなこと、あとは、この4月から新たに、再び耕作を始めるというようなことで、その方については、田崎議員、先ほど言われたように、道路の狭い部分が一部ございますので、その辺を広げてほしいというような要望をいただきましたので、それについては対応をしてまいりたいと考えております。ただし、残土自体は、やはり必要になったときに使用したいというようなことで、現状、維持管理しながら、今の状況を管理していきたいというようなところでございます。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 田崎議員。 ◆10番(田崎清君) 今、本当に作業される車両に差し支えがないように、今、聞いたら、8人の人は大丈夫だと言っているというんですが、先に行って、確かにありますよ、水路の近くは広く。ですが、本当に田んぼの出入りじゃなくて、作業するのに支障があると思うので、なるべく早急な対応をお願いします。 あと、最後に、この建設残土と関係ないんですが、都市計画道路の予定、計画されてからもう何年もたっていると思うんですが、ここでもう土砂というか、あの道路は立金と潮来はつながらないよとか、計画で何年か先にあるとかがあればお伺いします。 ○議長(箕輪昇君) 吉川都市建設課長。 ◎都市建設課長(吉川秀樹君) 都市計画道路の予定ということでございますが、都市計画道路につきましては、平成20年度に都市計画道路の変更を行っております。その変更については、51号のバイパスがずっと延びてくるというようなところで、もともと市道としては潮来駅・江寺線というような名称で、潮来駅からずっと川尾団地のほうに抜けるような、そういう道路として都市計画決定をしておったわけですけれども、一部国道51号バイパスと同じようなラインを通るというようなところで、今、残土が置いてあるところにつきましては、都市計画道路から変更、外してあるというような状況でございます。そういったこともあって、一部、今、発生土の仮置場として利用させていただいているというようなところでございます。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 ◆10番(田崎清君) 田崎清、通告質問を終わりとします。 ○議長(箕輪昇君) 以上で、10番、田崎清議員の質問が終わりました。 ここで暫時休憩といたします。 執行部が入れ替わります。 再開は10時50分といたします。                         (午前10時40分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) それでは、休憩前に引き続き再開いたします。                         (午前10時50分)----------------------------------- △石田裕二君 ○議長(箕輪昇君) 3番、石田裕二議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 石田議員。     (3番 石田裕二君 登壇) ◆3番(石田裕二君) 箕輪議長より質問の許可をいただきました。3番、石田でございます。 通告書に基づき質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 今年3月定例会は、次年度の予算議会であります。次年度以降の政策について、これからの取組や実施方針について質問、さらには提案を申し上げさせていただきたいと思います。 それでは、早速ですがまいります。 大項目、3点お伺いしますが、まず1点目でございますが、地籍調査事業についてです。 地籍調査事業については、合併前の旧牛堀町からの継続事業となっております。既に当該事業は20年以上経過しておりますが、そこで、これまでの進捗状況と今後の事業の計画をお伺いいたします。 4点ございます。 まず、1点目でございますが、2021年度までに地籍調査の完了地区をお伺いいたします。 2点目であります。これまでの当該事業は、どのような区域の順番で行ってきたか伺うものでございます。例えば市街化区域が優先なのか、農地が優先なのか、そういうことでお答えいただければありがたいです。 3点目でございますが、今後の事業計画、先ほどの2点目の順番も含めてお伺いをいたします。 最後に、4点目が地籍調査事業と道路台帳の関連性を伺いたいと思います。 よろしくお願いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 本村建設部長。 ◎建設部長(本村敏行君) 石田議員のご質問にお答えさせていただきます。 1点目、2021年度までの地籍調査の完了地区にご質問ですが、まず地籍調査事業につきましては、平成4年度に永山地区から着手してございます。地区としましては、永山、堀之内、茂木、清水、赤須、牛堀、宿地区及び芝宿、さらに横須賀、古宿地区の一部が令和2年度までに完了してございます。面積にしまして11.44平方キロメートル、率にしまして32.17%が完了してございまして、法務局のほうに登記がなされているところでございます。令和3年度につきましては、島須地区及び上戸地区の一部について事業を進めているところでございまして、今月、3月末までに、それぞれ閲覧、現地立会いが完了する予定でございます。 続きまして、2点目、どのような地域の順番で行ってきたかというご質問でございますが、地籍調査事業は、合併前の旧牛堀町からの継続事業となってございます。先ほども申し上げましたが、永山地区から着手してございます。永山地区が終了すると、それに隣接する堀之内地区に着手するよう、大字単位を基本に地押し的に実施してまいっております。島須の一部の赤須地区を終了した後は、牛堀、芝宿、横須賀地区の市街化区域を実施しております。その後、旧牛堀町の未実施地区において地押し的に進めてございます。 最後、3点目、今後の事業計画ということでございますが、旧牛堀町の調査は、平成4年度から行ってございまして、既に着手している上戸地区を残すのみとなっている状況です。引き続き、上戸地区の完了に向けて実施してまいりたいと考えてございます。旧潮来町の調査につきましては、旧牛堀町の調査完了後に着手したいと考えているところです。旧潮来町の実施順と全体の進捗速度を含め、事業計画につきましては、現在の事業の進捗等も考慮して、県の担当部署とも調整しながら検討してまいりたいと考えているところです。 以上で答弁を終わります。     (「4つ」と呼ぶ者あり) ◎建設部長(本村敏行君) すみません、4点目がございました。 4点目、地籍調査事業と道路台帳の関連性ということですが、地籍調査では、道路を調査する場合には、道路台帳、公図、測量図、その他、立会記録などを基に、市道、県道、国道の各道路管理者に立会いを求めて調査を行ってございます。また、道路に接する土地の所有者につきましても、立会いを求めて調査をしてございます。 以上で答弁を終わります。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 石田議員。 ◆3番(石田裕二君) それでは、1点、2点については、これまでの経過ということで答弁がありました。これについては結構でございます。 地籍調査につきましては、答弁のとおり、旧牛堀町が合併前から事業着手していたということで、平成4年ですから、30年近くなるわけですね。まだ残っていると。私も総務建設常任委員会で質問させていただいて、牛堀は、あとどのぐらいかかるんだろうというようなことでしたが、10年、あるいはそれ以上かかってしまうという見込みだそうでございます。 そこで、3点目の今後の事業計画について再質問をさせていただきますが、合併当初、平成13年、これは地籍調査課を設置して、当時は、全体を10年から20年くらいで終わるだろうというような見込みをしていたと記憶をしています。既に旧牛堀町から30年、さらに合併後から20年以上経過して、いわゆるスピードアップが求められると思います。さらに、一番困っているのは市街地なんです。住民間のトラブルだとか、そういうものを解消するためには、ある程度市街地を中心に事業の見直しが必要なんじゃないか。農地については、既に土地改良でやっていますから、ある程度のそこら辺は後回しにしても結構だと思うんです。そういう事業の見直しも含めてスピードアップの必要性を感じますけれども、見解を伺いたい。 以上であります。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 吉川都市建設課長。 ◎都市建設課長(吉川秀樹君) ただいま石田議員からございました質問について答弁させていただきます。 今のスピードのまず状況なんですけれども、石田議員言われましたように、平成4年から始まって、牛堀地区がまだ今、続いている状況でございます。牛堀地区につきましては、あと約10年というようなことで、今現在、計画をしているところでございますけれども、先ほど建設部長の答弁にありましたように、今後、旧潮来町のほうの調査もしていくというような状況もございますので、そういった進めるスピードについても、いろいろ検討を加えて、あとは調査する順番ですけれども、牛堀につきましては、行方市と隣接する永山地区というようなことで、そこから地押し的に進めてきた状況はございましたが、旧潮来町につきましては、市街化区域等につきましても地籍調査になっていないというような状況もございますんで、それらも考慮をして、順番については決めていきたいというようなことで考えております。 スピードアップにつきましては、事業自体が国・県の補助金等を頂いて進めておりますので、そういった国と県とも調整しながら、今後、計画づくりを進めていきたいというようなことで考えております。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 石田議員。 ◆3番(石田裕二君) それでは、再々質問させていただきます。 最初はスピードアップということで、再々質問では、地籍調査のこれは必要性を確認させていただきたいと思います。例えば未実施の場合、境界が確定しませんから、隣地の境界争いのトラブルだとか、そういうことが生じていると。さらに、土地取引や相続に支障が生ずる、そういうこともあります。さらに、公共事業の場合、工事の、道路、水道のインフラ整備においても、その都度、境界の確認を要して時間と経費がかかるわけです。前の予算見ていただくと、必ず測量費が入ってきます。さらに、災害時の土砂崩れだとか水害で土地の形状が変わった場合には、復旧したときに、元の座標が分かりませんから、これは支障が生じると。最新のデジタル化に伴う地理情報システム、GISなども不正確性から活用が非常に困難になってくるというようなことで、地籍調査というのは、本当に必要なんだということが分かってくると思います。 先ほど予算の話も出てきましたけれども、地籍調査に要する経費というのは、国が50%、県が25%、残り25%を市が持つというような予算になってくると思うんですけれども、ただ、市が持つ25%に対して、特別交付税8割が交付されると。例えば1億円の事業をしたときには、500万で市の負担が済むということなんですね。そういう非常に効率的な事業、今年は2,000万近くの予算なのかなと思うんですけれども、1,800万、それをやはりある程度増額しないと、これは、スピードアップはできないわけです。1億使っても実質500万で済むんですから、そこら辺はしっかりと市民のやっぱりトラブル防止だとか、いろいろ公共事業の関連性が非常に必要性がありますので、スピードアップはやっぱり必要だと思うんです。 そこで、潮来市には、国土交通省から派遣いただいた本村部長もいらっしゃっていますから、そういう本家本元ですから、本村部長の答弁をどうでしょうかね。しっかりと予算を確保すると。よろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 再々質問に答弁願います。 本村部長。 ◎建設部長(本村敏行君) いや、なかなか難しいご質問ではあるんですが、石田議員がおっしゃっているように、この地籍調査につきましては、国が主体となって全国的に整備していかないといけないということは、非常に重要な課題だと認識してございます。ご意見にもありましたように、市の負担が4分の1、25%で、そのうちの地方交付税でも考慮されていて、経費的にも市の負担というのは非常に軽減されているというふうな状況でございます。引き続き、先ほどの答弁の繰り返しにはなりますが、旧牛堀町のところの地区を進めていって、その後、旧潮来町のほうにつきましても展開していけるよう検討しているところでございますので、そのように経費的なところも考慮して、スピードアップについて必要性は認識してございますので、引き続き、事業を進めさせていただければと思います。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 ただいま阿部議員が出席しました。 石田議員。 ◆3番(石田裕二君) ぜひスピードアップをお願いしたいと。 4点目の質問事項です。道路台帳の関連性、私は、これ一番大事なんですけれども、答弁によりますと、道路台帳と地籍調査というのは、非常に密接な関係にあるということがあります。公共用、いわゆる市道ですが、戦後、自動車の普及によって、多くの市道が新設、拡幅されてまいりました。しかしながら、その過程の中で、一部の市道の中には、拡幅はしたけれども、舗装はしたけれども、分筆をしないで、そのまま地権者のいわゆる名義になっているところもあるんですね。これは私自身の行政区の経験上、また、市民からもそういう声というのは聞こえてきます。 さらに、私、仕事上、どうしても公図を見る機会があるんです。そうすると、分筆をしていない、それでも拡幅されているような道路というのが散見されるんです。特に旧潮来町の昭和40年から50年代の拡幅工事については、当時から、地域からの要望に対して整備をした。地区住民が善意の寄附によって拡幅されたというような事例が多く推察されるわけです。 この問題は、当時、合併前ですけれども、やはりこれは解決しなきゃならんだろうというようなことで議論、協議がされてきた経緯があったと聞いておりますが、合併によって地籍調査事業が入ると、旧潮来町も地籍調査事業が入るということで、その地籍調査事業によって、国の有利な予算をもって、この未登記の部分を解決しようと。そこで、地籍調査課が設置されて推進をしておるという合併当時のいわゆる目的があったと思うんです。 しかしながら、先ほどから答弁いただいたように、もう20年経過して、まだ牛堀が終わっていないというようなことになっております。このような状態ということをまず認識していただくということで、当時を知る皆さん、もう買収を受けた、してくれた方や寄附をしてくれた方は、もう亡くなってしまっていたという、あるいはそれを知る職員も退職するということで、分からなくなってしまうと。問題の先送りどころか、そのこと自体を知らなくなってしまうという。 そこで、あえて、今回この問題の解決に当たって、議事録に残すように私は質問をさせていただいているところです。これ当時を知る職員のOBにも確認したところ、やはりこれを知った上で解決するための取組を進めようということで、あえて質問をさせていただきました。できますれば、この有意義な地籍調査事業を併用してスピードアップ、その問題解決に取り組んでいただきたい。 そこで、国土交通省では、令和2年度から道路等の境界問題を解決するために、地籍調査事業に街区境界調査事業ということで新しく法律を改正しているんですね。さらに、専門家による地籍アドバイザー派遣制度というものを制度化していると。これをぜひ活用していただいて、この問題解決に取り組んでいただきたい。臭い物には蓋をするなと、見なかったことにするなということで、ぜひ取り組んでいただきたいなと思うんですが、再々質問になりますけれども、見解を伺います。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 本村建設部長。 ◎建設部長(本村敏行君) 石田議員のおっしゃる新しい制度が創設されたと、そういうアドバイザー制度を活用するということが、現地立会い等で課題等になったような場合には、そのような制度の活用も検討してまいりたいと思います。これまで地籍調査事業を進めてきている中で、いろいろ関係者、関係人に現地立会い等を求めて確定作業を進めてきてございますが、今、現時点のところでは、各2か年で現地の立会いと確定作業まで進めさせていただいている上で、そのような状況にはなってございませんが、今後、そのような状況が確認された場合には、活用してまいりたいと存じます。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 石田議員。 ◆3番(石田裕二君) ぜひ本村部長の活躍を期待したいと思います。 それで、2点目の潮来市宿泊施設のキャパシティーの推移について質問をさせていただきます。 潮来は、ご存じのとおり、江戸時代から千石船の船着場の積荷、荷下ろしとか、そういうことで歓楽街として、また鹿島神宮、香取神宮、息栖神社の三社参りの宿泊地としての歴史。昭和期には、「潮来笠」「潮来花嫁さん」など流行歌の大ヒットなどでにぎわいを見せました。昭和60年代には、「つくば国際科学技術博覧会」の主要な県内でも有数の宿泊地として沿革、歴史があるわけです。 そこで、次の2点をお伺いしたいと思います。 茨城県内でも、温泉の大子や筑波山、笠間稲荷の笠間、潮来と歓楽街として名をはせた大洗、アヤメの潮来と県内でも有数の宿泊のキャパシティー、受入れ人数を誇っていたわけです。昭和60年代当時と現在の状況はどのように変化しているのかお伺いをしたいと思います。 宿泊施設数、全体の受入れ可能人数、キャパシティーですね。 2点目でございますが、ホテル、旅館業のコロナ禍においての状況をお伺いしたいと思います。 2点、よろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 榊原環境経済部長。 ◎環境経済部長(榊原徹君) それでは、まず第1点目でございます。 茨城県内での昭和60年当時と現在の状況、潮来市の宿泊施設数、そして全体のキャパシティーというご質問にお答えをさせていただきます。 昭和60年当時の宿泊施設数は、昭和61年事業所統計調査によりますと、旧潮来町で31件、旧牛堀町9件、合計で40件の宿泊施設でございます。当時の全体のキャパシティーについては、大変申し訳ございませんが、正確な数字について把握することができませんでした。 続きまして、現在の宿泊施設につきましては、水郷潮来観光協会に確認をいたしましたところ、10施設でございます。そして、全体のキャパシティーにつきましては、1,260名の受入れが可能となってございます。 続きまして、2点目、ホテル、旅館業のコロナ禍においての現状というご質問でございます。 ご答弁申し上げます。ホテル、旅館業の現状につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う急激な観光、宿泊需要の減退により、宿泊関連業は深刻な打撃を受けているものというように認識をしているところでございます。潮来旅館業組合及び水郷潮来観光協会に伺いましたところ、コロナ前の平常時に比べまして、客室の稼働率は、約10%から20%まで落ち込んでいるというように伺っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 石田議員。 ◆3番(石田裕二君) 宿泊が昭和60年当時から、40から10施設にまで落ち込んでしまっているということですね。全体のキャパシティーについては、これはなかなか数字がつかめないということで、私の記憶では、当時3,000近くあったように記憶をしているんですけれども、それが今1,260というキャパということですね。非常にコロナ禍で苦境にある、いろんな業種が非常に苦境にあるところですけれども、特に潮来の場合は、そういう特性があった、宿泊や飲食業が非常に盛んな地域であったというところで、今、この状況にあるということです。 1点、2点、合わせてお伺いをしますが、これ一つのヒントというか、事例の話なんですけれども、茨城県内の大洗町です。大洗町というのも、やはり潮来と同じく江戸時代は、大洗、潮来、吉原と関東の三大歓楽地と言われていたところです。その大洗町ですが、昨年の11月から今年の1月までの3か月間を、町民を対象に宿泊料の8割を町民に対して助成をすると、そういう事業を実施したと。これ予算的には、臨時特別交付金と一般財源を併用して4,520万円の予算を計上して、9割方消化をして、このコロナ禍が1月末もちょっとあったんで、事業は途中で終了はしましたけれども、ほぼ予算額は消化したというふうに聞いています。 アンケートも集計段階なんですけれども、ホテル、旅館、事業者からも非常に好評だったと。さらに、利用した町民の皆さんも喜んでいたと。この大洗の試みは、アフターコロナ、これからウィズコロナ、アフターコロナと言われていますけれども、コロナとある程度一緒になってということになってしまうかもしれませんが、その施策の一つのヒントになるだろうと思っています。 この事業につきましては、補助金で給付するだけじゃなくて、住民に利用していただくことによって、まず住民の皆さんに還元をする、そして、住んでいる皆さんが地元の観光を知ることができる、家族で利用するという方が多いと思うんですけれども、家族団らんが築ける。そして給付で休んでいるよりは、その事業が回っているわけですよね、実際に、お客さんが来ることで、観光事業者にとっても、活気が継続されると。利用は、お一人、2回までの累計で3,000人近くの方が利用されたということです。 ただ、中には利用の少ない旅館もあったんでしょうね。独り暮らしで利用できない方もいたかもしれません。そういう100%喜ばれるというのは、これはコロナの対策として難しいものがあるんですが、あえて大洗町は批判とかハレーションというのを恐れずに、その市の特色を、やっぱり事業者支援をしていこうという試みだったわけです。 そこで、本市としても、同じことをやれと私は申しませんが、コロナ禍後の課題というのは、家にいることに慣れてしまっている、皆さんが。買物も、うちのネットからすぐに買えるような状態になっている。私も、ネットで買うのを覚えてしまいました。 できれば、家族、友人と外食や買物に出る機会を、そのきっかけづくりというのも必要なんじゃないかなと思うんです。 次年度予算には、ぜひこういうものを盛り込んで、次年度予算というか、臨時対策交付金の取組として、早めにこういう取組を計画していただいて、本市経済、地域の経済が回るような施策を展開していただければありがたいなと思っています。見解をお伺いしたいと思います。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 河瀬観光商工課長。 ◎観光商工課長(河瀬由香君) ただいまの石田議員の件につきまして答弁させていただきます。 大洗町の事業につきましては、私のほうでも大洗町商工観光課のほうに状況等を伺わせていただいております。 議員のおっしゃるように、非常に市民のほうからも満足があったというふうにお聞きしたところです。 11月1日から1月31日というような中で、期間の設定、コロナ禍が少し状況が落ち着いていた時期でもあったのかなという点と、非常に飲食を伴ったプランということで、魅力あるアンコウ鍋とかというようなものがセットで販売されていたということと、年末年始という期間だということです。 そういった中で、宿泊業務を含めながら、宿泊地に合った歴史を踏まえて、潮来らしい、効果的な支援策というのが非常に必要になっていると思われますし、求められているとは思っております。 今後も、コロナの情勢を踏まえながら、議員のご提案のとおり、ほかの事例を含めて、効果的な支援策、今後も引き続き研究して、早めにリサーチしてまいりたいと思っています。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 石田議員。 ◆3番(石田裕二君) ぜひ、潮来の特性というものを、これからも続けられるように取り組んでいただければありがたいと思います。よろしくお願いいたします。 3点目に移らせていただきますが、市民協働政策についてであります。 これは、ちょっと質問がミスプリ、私がしまして、「令和3年」となっていますが、「令和4年度」ということでお聞きさせていただきます。 令和4年度予算等に関する市長所信において、市民協働政策を筆頭に掲げまして、市民や地域、事業者などが緊密に連携し、市を発展させていくことが市長の責務と述べられました。 そこで、次のことを伺いたいと思います。 これが「本年」というところ、「次年度」です。 1つとして、次年度のコミュニティ活動支援の具体的な内容をお伺いいたします。 2点目として、日本一の水路のまち基本計画には、市民との協働の具体的な取組が4点示されています。今後のスケジュールを伺いたい。 以上であります。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは、まず1点目でございます。コミュニティ活動支援についてのご質問にお答えをさせていただきます。 令和4年度予算におけるコミュニティ活動支援の具体的な内容についてお答えをさせていただきます。 初めに、潮来市コミュニティ事業補助金といたしまして、市内の各地域が主体となって実施する区への加入者数の向上に資する事業や安全・安心対策事業に係る補助金につきましては、令和3年度、30万でございましたが、令和4年度から90万円へ、予算を拡充しようと進めているところでございます。 その利用促進も兼ねまして、令和3年度では区長会役員会での決定事項に基づき、区の加入促進や活動の活性化を図ることを目的として、課題等を把握するための全区長を対象としたアンケート調査や外部講師による講演を収録したDVDの作成、これらを各区長に配付をさせていただいておるところでございます。 今後、アンケート調査後の課題整理と、各地域ごと、今後の取組につきましても、外部講師から意見をもらうことも予定させていただき、各地区の活動支援を図れるよう取り組んでまいりたいと考えます。 続きまして、2点目でございます。 市民との協働の具体的な取組が4点示されている。今後のスケジュールを伺うというご質問でございます。 各事業につきましては、短期事業着手までおおむね3年、中期事業着手までおおむね5年、長期事業着手までおおむね10年という3段階の位置づけを行って、スケジュールを立てているところでございます。 また、本事業は市民の皆さんとともにつくっていく協働のまちづくりでございまして、事業スタートの段階から、市民参画は欠かせないところでございます。 つきましては、さらに本計画の周知を行わせていただくとともに、令和4年度において、日本一の水路のまち整備事業として、前川や南幹線用水路に草花を植栽し、彩りのある水辺として、人が集い、愛着を持てるような取組について進めるため、市民参加の枠組みなど、来年度当初に検討を進めてまいるところでございます。 ほかの事業につきましても、官民パートナーシップにより、短期、中期、長期ごとに検討を実施してまいります。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 石田議員。 ◆3番(石田裕二君) この地域コミュニティについては、私、毎回質問をさせていただいておりますけれども、今の令和3年度議会におきましても、多くの議員から、市民協働地域コミュニティに対する、このコロナ禍での存続の懸念、あるいは何かしらの対策が必要ではないかということで提案がされてきました。 例えば、広報紙の全戸配布をしたらどうだろうと、緊急性のあるものについては、そういう必要性があるだろう。自治会運営に対する支援、今コミュニティ振興、30万から90万に増額したよというお答えがありましたけれども、またボランティアの支援、あるいは専門部署を設置して推進したらどうだろうというような提案や意見があったところです、私だけじゃなくて。 ただ、今回、令和4年度の予算を見る限りは、予算は増額したぞと言われても、大きな変化が見られないというのをちょっと感じるわけです。 いろんな議員が、本当にコロナ禍の中でこれからの絆とか、つながりとか、そういうのを危惧する中で、やはりちょっと私自身が路頭感というか、ちょっと覚えたところがあるんですね。 もう少し、ある程度見えるものが必要なんじゃないかなというところがあります。そこら辺の見解をもう一度お伺いしたいと思います。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 石田議員の再質問にお答えをさせていただきます。 予算的なものも先ほど答弁させていただきましたが、区長会の役員会等々を通じて、区長会の役員様の皆さんと総務課のほうでも協議をさせていただいておるところでございます。 そういった中で、これまでに意見として、区長さんからお聞きはしてございましたが、全区長さんに様々なご意見をいただこうということで、全区長へのアンケートを実施させていただきました。その課題につきましては、今整理をさせていただいておるところでございます。 そのような区長さんからのご意見等々、大いに参考にさせていただきながら、また区加入促進、安心・安全な対策事業等々の事業も併せて進めていければなというふうにも考えておるところでございます。 区長さん、令和4年度、2年目でございますので、大いに連携させていただきながら、区の在り方等々も含めながら、市民協働も一緒に考えてまいれればと思っておるところでございます。よろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 石田議員。 ◆3番(石田裕二君) ぜひ、市民協働、見える形で、ぜひ進めていただければと思います。 そこで、日本一の水路のまち基本計画に関する質問をさせていただきますが、先日のメルカリの小泉社長の講演会がありましたけれども、そこでスタジアム建設が話題になりました。どう進めていくんだというようなことで、皆さん興味津々だったと思いますが、社長がおっしゃるには、これまでの内々で秘密裏に、決まった後に報告するようなことはやりたくない。オープンなので、議論を経て、みんなで進めたい、一人でも多くの人に関わっていただくことで、地元に愛される、慕われるチームになるだろうということをおっしゃいました。 行政の計画をつくったりとか、進めたりするのも、これ、同じだと思うんですね。市民の声を聞いて、一緒になって市民とつくっていく、今の協働です。 これまで、パブリックコメントを伺った、策定委員に市民代表を入れた、そういう形式だとか、形じゃなくて、やはり小泉社長が言うように、最初からオープンにして、行政主導じゃなくて、市民にしっかりとその中で、住民自治として自発性のある形で関わっていただきたいということが、やっぱりこれから求められることじゃないかなと思うんですね。 この小泉社長以外にも、こういうエンパワーメントという言葉らしいんですけれども、星野リゾートの社長さんですとか、やはりそういう会社をつくっていく、会社と地域という関わりというものは、やっぱり主体的に強力に引っ張るんじゃなくて、その関わる人たちをいかに多くして、その人たちが自発的にそこに関わってくるかということが、これから大事だということだと、私は思うんですが、これは小泉社長が実際におっしゃっていた。 この日本一の水路のまちも同様に、やはり形だけじゃなくて、やっぱりしっかりとそういう自らが関わっていきたい、関わろうというような形をつくっていくことが、行政の役割だと思うんですよね。 ぜひ、この水路基本計画、スタートですから、議員仲間の意見の中にも、勉強会を一緒にやりたいねというようなことも出ていますから、そういう一緒になって、これから進めていくということが、やっぱりそういう意識が必要だと思うんですよ。 そういうことで見解を伺いたいと思います。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 2点目の質問の再質問でございますが、先ほどの答弁でもお話をさせていただきました。 本日本一の水路のまち基本計画を、令和4年度から具体的に進める中で、この計画の周知をさらにさせていただいたいなというお話もさせていただいたところでございます。 また、議員のほうからは、議員の皆さんにおいても勉強会をというようなお話やら、自発的な市民の参加をというようなお話もいただけたところでございます。 私どもも、令和4年度において、この基本計画を基に掲げさせていただきました事業について、例えば関係団体の皆さん、観光協会とか、商工会とか、遊覧船に関わる皆さんとか、また前川沿川にお住いの皆さんとか、広くは市民の皆さんに参画をいただきながら、基本計画に掲げた事業一つ一つに、関係者、市民の皆さんとよく話をさせていただきながら、この事業を市民協働で進められたらなというふうに考えておるところでございます。ぜひとも議員各位とも、勉強会等もよろしくお願いをしたいと思います。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 石田議員。 ◆3番(石田裕二君) 最後に、PRをさせていただいて、スクラム潮来を、やはりみんなで力を合わせましょうということだと思うんですよ。そういうことで、ぜひ今後とも、まちづくりを一緒にやらせていただければ思います。よろしくお願いします。 以上、3番、石田、質問終わらせていただきます。 ○議長(箕輪昇君) 以上で、3番、石田裕二議員の質問が終わりました。 ここで暫時休憩といたします。 執行部が入れ替わります。 再開は11時50分を予定しておりますが、執行部、議員の皆さん、そろいましたら再開したいと思いますので、よろしくお願いいたします。                         (午前11時40分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) 再開いたします。                         (午前11時46分)----------------------------------- △佐々木徹君 ○議長(箕輪昇君) 1番、佐々木徹議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 佐々木議員。     (1番 佐々木 徹君 登壇) ◆1番(佐々木徹君) ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、1番、佐々木徹、質問を始めさせていただきます。 まず、今回の県議補欠選挙の質問を始める前に、昨年10月26日、ご逝去されました藤島正孝先生に心からお悔やみを申し上げます。 ◆1番(佐々木徹君) それでは、質問に入らせていただきます。 市職員による選挙用看板の撤去について。 昨年末に行われた県議補欠選挙において、12月3日の告示日に、まつた千春後援会の選挙看板が、市職員に撤去されたことが、12月7日、読売新聞で報道されました。 この看板は、選挙管理委員会委員長へ、後援会の敷地の地番ごとに申請し、所定の証票の交付を受け、その後援会の連絡所の敷地内に設置したものであります。 3日の告示日の翌日の4日、盗難されたことに気づき、すぐに警察に通報したわけだが、その後、看板撤去の様子は、設置してあった防犯カメラに写っていたことから、市職員が無断で持ち去ったことが明らかになったものであります。 そこで、5つ質問させていただきます。 ①この看板が設置されていた場所は県道沿いで、民有地内の県所有街灯柱に取り付けてあったものであります。地面には木ぐいを打ち込み固定、針金で街灯柱にくくりつけていた、そのようなものであります。 本来ならば、街灯管理者である茨城県潮来土木事務所が対応すべきものであったが、なぜ市が撤去したか伺う。 ②新聞報道によると、12月3日の朝、市民の通報を受け、道路を管理する県潮来土木事務所と協議後に看板を撤去したと記載されていたが、間違いはないか伺う。 ③市民からの通報を受け、県潮来土木事務所と協議の上、どのように撤去指示に至ったのか伺う。 ④看板撤去に際し、事前に看板所有者である後援会、または関係者に連絡をしたか伺う。 ⑤市長はこの件について、事前に建設部長または総務部長から聞いていたか伺う。 5点、よろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 本村建設部長。 ◎建設部長(本村敏行君) 佐々木議員のご質問にお答えさせていただきます。 まず1点目、潮来土木事務所が対応すべきものであるが、なぜ市が撤去したかということにつきましては、当該の道路照明等は、道路法第30条の道路の構造基準における道路附属物とあります。 道路附属物に許可を受けずに設置された個人の物件は、道路法第43条、道路に関する禁止行為、第2号及び道路法第32条、道路の占用の許可に反する行為となります。なお、当該物件のあった場所は、一般県道繁昌牛堀線が上り勾配で、曲線となっている途中に、潮来市道1級3号線が取り付く交差部に当たります。現況において、交通安全上からも見通しが悪い危険な箇所であったと認識してございます。 また、当該物件が道路照明等の支柱から道路側に張り出した状態で、物件の木材が防護されることなく、高い位置に設置されておりました。 また、当該道路は通学路として、学童等が利用する歩行者と一般の交通に支障を及ぼすおそれのある危険な状態であったと確認してございます。 このようなことから、危険な状態を早急に解消する必要があった。従前から、茨城県潮来土木事務所とも連携しながら、違法な物件の対応をしてきた状況もございまして、道路法第44条の2、違法放置物件に対する措置の第1項第2号に基づきまして、緊急的に撤去したものでございます。 続きまして、2点目、新聞報道によると、潮来事務所と協議後に看板を撤去したという記載が間違いないかというご質問ですが、12月3日、朝9時30分頃に、匿名の方から候補者看板が道路照明柱に設置されてあるとの通報を総務部が受けております。その後、総務部から建設部に現地を確認してもらいたいと依頼がありました。 建設部としましては、当日に道路管理者である茨城県潮来土木事務所に連絡をしましたが、不在だったというふうな状況があり、従前から国道、県道、市道の道路管理者が連携して、占用の許可がなく設置されてある看板を撤去していた経緯もございまして、市は、市が直接現地に確認するとしました。 現地に出向きまして、設置状況を確認したところ、先ほど申し上げましたとおり、当該物件が危険な状態で設置されており、緊急的に撤去をしたところです。 3点目、市民からの通報を受けて、県潮来土木事務所と協議して撤去を指示したのかというご質問ですが、先ほどの答弁の繰り返しになりますが、12月3日の朝9時30分頃に、匿名の方から候補者看板が道路照明灯に設置されてあるとの通報を総務部が受けてございます。その後、総務部から建設部に現地を確認してもらいたいと依頼があっております。 建設部としましては、当日道路管理者である茨城県潮来事務所のほうに連絡をしましたが、不在だったため、従前からの対応として、国道、県道、市道の道路管理者が連携して、占用許可なく設置されてある看板を撤去していた状況があり、市が直接確認することとしました。 現地に出向き、設置状況を確認したところ、繰り返しになりますが、当該物件が危険な状態で設置されており、緊急的に撤去したところです。 4点目、看板撤去に際して、事前に看板所有者である後援会、または関係者に連絡したかというご質問ですが、撤去に際しまして、事前には連絡はしてございません。 その後、12月5日日曜日、朝に都市建設課から選挙事務所に返却に伺いましたが、候補者看板の返却を拒否されてございます。 5点目になります。市長は、本件について事前に聞いていたかというご質問ですが、市長には事前には報告してございません。 以上で答弁終わります。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 佐々木議員、途中なんですが、暫時休憩をしたいと思います。 再開は午後1時30分に再開したいと思います。よろしくお願いします。                          (午後0時00分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) それでは、休憩前に引き続き再開をいたします。                          (午後1時30分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) 冒頭、佐々木議員からの発言、注意をいたしましたけれども、この内容は議事録から削除させていただきます。 それでは、佐々木議員、再質問を続けてください。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) この次の話の流れで、また多少出てくることもあると思いますが、じゃ説明させていただきます。 こちらが、当時撤去された看板でございます。 これ、本村部長、ご存じだと思うんですけれども、街灯柱があります、ここにくいで打っています、ここに街灯柱に、後ろに番線でくくりつけていた。ここの地主さんの境界というのは、これ、中に、街灯柱は敷地の中に入っているんです。当然、これ、道路境界、官民境界というのはここになります、U字溝。先ほど、張り出していたというような話をされたんですけれども、これ、張り出ていますかね。 この看板なんですけれども、撤去されるまで2週間たっていたんです、2週間。それで、その告示の当日に、朝9時半に通報を受けて、9時45分にはこれを撤去した。新聞報道にも書いてあります。9時45分に、これを撤去した。これ、15分の間で、通報を受けた、そして総務部から建設部へ指示が出た、そういう情報が入った、それで潮来土木事務所に連絡をしたけれども、不在だった。先ほど、そういうふうに答弁いただいたんですけれども、これ、ゼブラゾーンもあるんですけれども、2メーターぐらいあるんですよね。先ほど、上りが危ない、危険だと言っていましたけれども、これ、下りもあるんです。当然、その上り側なんていうのは、これ影響ないと思うんですよ。 議員の皆さんも、市長も多分ご存じだと思うんですけれども、こういった看板は選挙をやる上で非常に重要な看板になってくると思うんですけれども、それで告示の当日に、緊急性があって、風が吹いて倒れそうだとか、そういったこともなく、非常に天気もよかったんですよね、告示の当日は。 それで通報を受けて、15分の間で、これを撤去できる、その緊急性があったという、道路法と言っていますけれども、その辺ちょっと詳しく答弁願います。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 本村建設部長。 ◎建設部長(本村敏行君) 緊急性につきましては、先ほどの1点目の答弁で回答させていただいたことの繰り返しになりますが、その道路照明灯の柱に設置されてあった物件が、道路照明灯の支柱からはみ出して、木材が防護されることなく、高い位置に設置されており、その張り出した木材につきましては、通学路として利用する学童、また一般の交通に支障を及ぼすおそれがあるというふうに判断しまして、緊急的に撤去をしたところです。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) 先ほどの答弁と変わらない内容ということですね。それ以上の答弁は期待できないのかなという判断をさせていただきたいと思います。 この看板なんですけれども、先ほども言ったとおり、政治活動を行う上で、非常に重要な政治的な財産だと思うんですよ。こういう看板を撤去したということは、財産の侵害に当たると、そういうふうに私は思っております。 これは、当然ご存じのとおり、選挙管理委員会に届け出て、証票をもらって設置しているんです。当然、道路法も関わってくると思いますけれども、こういった重要な期間の間に、公職選挙法、こちらのほうもある程度関わってくるんじゃないのかなと、そのように思っております。 実際、こういう証票つきのこういう看板、これはどのように考えていますか。答弁願います。 ○議長(箕輪昇君) 本村部長。 ◎建設部長(本村敏行君) 看板の取扱いに関するご質問のようですが、12月3日の朝に撤去したのが当該看板ではございますが、その従前からと申し上げておりましたところは、12月1日、2日、この2日間において、国道や県道、市道に占用の許可なく設置された看板が多数確認されておりまして、各道路管理者が連携して情報を共有して、撤去作業を同時に進めてございました。 そういう中で、危険な状態で設置されてあるもの、また道路の占有の許可を受けずに設置されているものについては撤去作業をしてきてございます。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) すみません、これ。 ○議長(箕輪昇君) 佐々木議員。 2番目の再質でよろしいんですか。 ◆1番(佐々木徹君) 再々質問で。 ○議長(箕輪昇君) 再々は終わりましたけれども。 ◆1番(佐々木徹君) これ、看板に名前も書いてあって、読めますよね、まつた千春と書いてあるんですよ。所有者が分かっている、そういう看板を無差別に撤去するというのはいかがなものかなと思います。 続きまして、じゃ2番のほうに入らせていただきます。 茨城新聞の報道によると、土木事務所と協議後に看板を撤去したということでございますが、たぶんご存じだと思います。茨城新聞に、12月7日に掲載された。この新聞紙面上で、潮来土木事務所と協議後、やっぱりここにも書いてあるんですよ。 これは、新聞の紙面上で虚偽の報道を書かせた。新聞は双方から事情を聞き取って、平等に新聞としては載せた、そういう記事だと思います。 これは、実際こういう虚偽であるとするならば、都合の悪いことを隠蔽して、なぜ虚偽の説明をしなければならなかったのか。それか、もしくは新聞社のほうが誤記載をしたのか、答弁願います。 ○議長(箕輪昇君) 本村建設部長。 ◎建設部長(本村敏行君) 12月7日の読売新聞の記事への関係のご質問にお答えさせていただきます。 先ほども答弁させていただいたことと重複しますが、従前からということで、12月1日、2日、国道や県道、市道に占用の許可なく設置された看板が多数確認されてございまして、国・県・市の各道路管理者が連携して、撤去作業を行ってございました。 その当該看板につきましても、同様に対処をさせていただいたところです。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) この新聞の記載では、土木事務所と協議後、先ほども言いましたけれども、これは茨城県内で読売新聞、発行部数約36万部、県内の新聞のシェアの45%だそうです。 潮来市で、選挙区ですけれども、今回の。潮来市で約7,000部、行方市で約2,500部、これ、1万世帯の方が、これをご覧になった。これ、読売新聞だからというわけじゃないですけれども、これ、事実ではないことを、こういう報道をすることというのが、潮来市にとって有益なことなのでしょうか。再々質問でお願いします。
    ○議長(箕輪昇君) 再々質問に答弁願います。 本村建設部長。 ◎建設部長(本村敏行君) 看板の撤去作業につきましては、短期間に多くの違法看板が設置されてございましたので、国・県・市の道路管理者が連携して、所管業務として撤去作業を行ってございます。 通常の道路管理者が行う所掌業務となります。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) 質問の答弁にはなってないのかなというふうには思うんですけれども、再々質問なので、次、3番のほうに入らせていただきます。 市民の通報を受けて、迅速に15分間で対応した撤去作業なんですけれども、これが当時の写真です。映像を写真にした。この映像を確認したんですけれども、通報を匿名で受けて、安全性の確認とか、そういったことをしないで撤去作業に入ったのかなと。これは止めて、撤去作業に入って、撤去して、通常であれば、遠くから見て、ちょっと道路にはみ出しているかな、もしくは不安定な状態になっているかなと、そういった確認をしないで、一目散に撤去に入っている、そういう映像が残されている。私はそう捉えました。 そういったこともありまして、これは狙い撃ちをされたんじゃないかと、そのように思っております。 この映像を見て、写真見て、どうでしょうか、いかがでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 本村建設部長。 ◎建設部長(本村敏行君) 12月3日の朝9時30分頃に、匿名の方から候補者看板が道路照明柱に設置されてあるとの通報を、総務部のほうで受けております。 それを受けて、建設部のほうで現地を確認に行きました。確認した結果、先ほどから申し上げておりますが、当該物件の木材の部分が道路のほうにはみ出した形で、防護されることなく設置されてあることを確認したので、一般の通行に支障を及ぼすおそれがあると判断しまして、道路法の第44条の2に基づいて、違法放置物件の撤去作業を行っております。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) 看板は、たくさん、これじゃない看板も、いろいろ商業的な看板も設置されていると思います。当然、潮来市のほうでも設置している看板があると思います。それは、県の柵にくくりつけていたり、電柱にくくりつけていたり、いろんな看板があります。 そういった看板がある中で、匿名の方からの通報で、このように迅速に、これは堀之内なんですけれども、通報を受けて15分、一報を受けて、総務部から建設部に流れて、それから土木事務所に連絡して不在だった、それが15分の間に実際にできるのかなと。そんな対応というのは、ちょっと想定できないのかな、そのように思うわけでございますけれども、今回、防犯カメラがあったから、このような事案が分かったわけで、実際、私どもからすれば、防犯カメラがなければ、誰が取ったのかも分からなかったです。 まして、看板に名前も書いてあって、撤去した段階で、選挙事務所も下りていった先には3分後にはつきますよ。そういった状況の中で、なぜ48時間もたった翌々日の朝に、しかも選挙管理委員会の車で渡しに来たんですか。答弁願います。 ○議長(箕輪昇君) 再々質問に答弁願います。 本村建設部長。 ◎建設部長(本村敏行君) 匿名の方から通報があって、現地を確認に行っておりますが、通常、その通報があれば、個人を特定できなくても、担当の部署のほうで現地を確認して、安全かどうかということを確認することは、担当部署として通常の業務だと思っております。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) すみません、ちょっと質問の答弁になっていないんですけれども、先ほど返却しに来たという話もあったんですけれども、それが48時間後の12月5日、日曜日、朝8時半、これは撤去してから46時間半、その程度かかっております。 その間に、防犯カメラに写っていたということを知って、5日の日曜日に返却しに来た。ただ、私どもの陣営は、警察にも届出をしておる、そういう中で、引き受けるわけにはいかないということで、その場はお帰りいただいたと、その件について、ちょっと先ほどは答弁になっていなかったんで、もしいただければお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 再再再になりますけれども。 吉川都市建設課長。 ◎都市建設課長(吉川秀樹君) その看板につきましては、速やかに返そうというようなことで思っておりましたが、5日の早朝になってしまったというようなことです。 道路所管でございます都市建設課のほうで選挙事務所のほうにお返しに行ったと、その際に、拒否というようなことになったということでございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 佐々木議員、次の質問に移ってください。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) 5番目の質問に入らせていただきます。 市長は、この件について、事前に建設部長、または総務部長から聞いていたかということでしたが、答弁はしていないということでした。 これは、陣営側からすれば、市長がやはり地元から、潮来から2人も出ていながら、行方市の候補者を応援した、そういった結果が、市長に対して忖度をして行動したのではないか、はたまた、昨年多古町でもありましたが、特定候補者への投票を職員に依頼したとされた町長が逮捕されました。 私たちは、市長自ら、内々にそういったことがあったのか、実際にそういったことがあったのか、お伺いします。 ○議長(箕輪昇君) ちょっと答弁待ってください。 佐々木議員、質問の範囲をちょっと超えているように感じますが。 答弁できますか。 本村建設部長。 ◎建設部長(本村敏行君) 5点目の質問でお答えをさせていただいておりますとおり、市長には事前に報告してございません。 市長に報告をさせていただいたのは、12月5日、日曜日の朝に、都市建設課のほうで後援会事務所のほうに看板の返却に伺いましたが、その返却を拒否されたということを、その5日の日曜日の午前中に市長のほうには報告をさせていただいたところです。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) 選挙看板、非常に重要な、本当に9日、10日しかない選挙運動の中で、初日になくなってしまったわけです。そういったことが、この潮来市で、また職員の方がそういった行動を起こすということが非常に問題なのではないかな。 これは、これからも選挙運動、今年度もまだあります。来年度ですね、新年度に入りましたら県議会議員の補欠選挙、市長選挙、そしてその1年後には市議会議員の選挙あります。そういった選挙でこういう答弁をされていたらまたやると思いますよ。ちゃんと悪いことは、やってしまったことは、私は認めるべきだと思います。 道路法云々もあるかもしれない、ただ、実際に今、潮来市の市内を見てくださいよ。いろんな看板が立っているじゃないですか危険な看板もあるかもしれない、そういった看板みんな全部撤去するんですか。特にこういう選挙期間中、またはこういう選挙看板、持ち主も分かっている、公職選挙法で認められている、そういった看板である。そういうものを撤去する。本当にそういったことはいかがなものかなというふうに思います。見解をお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 再々答弁。 本村建設部長。 ◎建設部長(本村敏行君) 国道や県道、市道、道路管理上、占用許可なく設置されている看板等で、通学路や一般の利用者、一般交通に支障を及ぼすおそれのある看板等がありましたら、引き続き道路管理を適切に行うために、撤去作業は行ってまいります。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) 選挙看板、今も設置してあるところがありますよね、いろんな看板あります。そういったものも適切に判断して、道路管理上問題なければ撤去するということでよろしいですか。 ○議長(箕輪昇君) 再々質問は終わりましたので、次の質問に入ってください。 ◆1番(佐々木徹君) 大項目の2番にいきます。 前川運動公園のハナモモについて、運動公園の人工芝グラウンドの整備が間もなく完了を迎えます。待ちに待ったすばらしいグラウンドに仕上がった、そういうことは市民にとっても悲願でありますし、そして今後の有効活用に広がり、何より子供たちにとっても非常に喜ばしいことだと、そのように思っております。 このような、非常に注目を集め、日の当たる今回の事業でありますが、その日が強ければ強いほど濃い影ができます。出来上がるものが大きければ大きいほど大きい影ができます。そのようなことを私は強く感じまして、日の当たる今回グラウンドではなく、影になってしまうハナモモについて質問をさせていただきたいと思います。 1月下旬に前川運動公園のハナモモの今後の管理についてのアンケートが各オーナー宛てに送付された。それを機に改めて現地を確認しに来た方もいらっしゃると思います。そこにはごみの山に埋もれているハナモモの寂しげな光景を目の当たりにしました。 そこで伺います。 ①ごみ山のそばにオーナーのネームプレートつきのハナモモが植わっているが、把握しているか伺う。 ②ごみ山のそばで子供たちがスポーツを楽しみ昼食を取っている。そして園路を散策コースにしている市民も多くいる。環境上問題はないか伺う。 ③アンケート内容及び結果について伺う。 ④今後の具体的な管理計画を伺う。 以上、4点お願いします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。答弁求めます。 本村建設部長。 ◎建設部長(本村敏行君) 1点目、ハナモモが植わっているのを把握しているかというご質問につきましては、前川運動公園駐車場の南側に仮置きしている発生材になります。その発生材は、現在施工中の多目的グラウンド施設の建築工事や誘導灯工事によって発生したものを仮置きさせていただいているところです。 現存しているハナモモを避けて、一時的に仮置きをさせていただいております。その発生材は、前川運動公園の整備に発生したもので、内容はコンクリート殻、ビニール類となっております。その場所付近にはネームプレートつきのハナモモが5本ございました。現在そのハナモモについては、育成環境が悪いエリアに植えてある状況になってございましたので、立ち枯れしているものもございます。そういう状況を確認しまして、別の場所に植えております。 続きまして、2点目、環境上問題はないのかというご質問でございます。 工事の期間中に一時的に仮置きをさせていただいているものでございまして、周辺の環境に直接的に悪影響を与えるようなものではないと思ってございますが、囲いをして一般の方が立ち入れないようにしております。今後、早急に施工業者に適切な処分をさせる予定でございます。 3点目、アンケートの内容及び結果についてのご質問にお答えさせていただきます。 アンケートに関する通知は、個人や団体で複数本植樹された方々に対して、個人135名、団体45団体、合わせて180通を送付してございます。通知の内容につきましては、ハナモモの現状報告、今後のハナモモの管理についてのアンケートを送付してございます。その結果、個人91名、団体35団体の合わせて126件の回答をいただいております。 通知文には、植樹してから7年が経過し、樹高3メートルを超えまして春先にきれいな花をつけることや、育成状況にばらつきがあり枯れてなくなっていること、また、市で毎年かん水施肥、除草等の管理を行ってございますが、より多くの花を咲かせるため、オーナーと市の協働で管理活動を実施したい旨を記載させていただいております。 アンケートの項目になります。 4点。1つ目には、個人や団体が植樹したハナモモ1本ごとの現状の報告、2つ目にハナモモの育成状況をどの程度の頻度でご覧いただいているかということ、3つ目には今後市で開催するハナモモの育成活動への参加の有無、4点目については自由意見となってございます。 その結果、育成状況の確認頻度、まず1点目ですが、毎週1回程度の定期的に確認をしていらっしゃるという方が5件、週1回程度が5件。2つ目、年に数回程度確認していると答えられた方が29件、年1回程度が29件。失礼しました、2点目、年に数回程度が2番目の回答になっていまして、年に数回程度の確認をされている方が29件に訂正させていただきます。次に、年に1回程度を確認されていると回答された方は19件、年に1回が19件となってございます。次に、今までに数回程度確認していると回答された方が41件。41件が今までに数回程度と。続いて、今までに1回程度だけ確認していると回答された方が8件となります。次に、一度も確認したことがないという回答が21件。最後、未回答のものが3件となってございます。 ハナモモの育成活動への参加につきましては、参加したいと回答した個人が70名。70名が個人で参加したいと。次に団体で参加したいと回答された団体は21団体、合わせて91件の方が参加したいと回答されておりまして、約5割、半分の方は参加していただくと回答を得ております。自由意見としましては、今までの管理について、市への感謝、また、賛同があった一方、対応が遅いこと、プレートが外れ識別できないといったご意見もありました。また、今後管理に対してイベントの実施や少年活動の一環として子供たちが集まる機会としたいなど、育樹活動に関する意見も多く寄せられてございます。 4点目、今後の具体的な管理計画につきまして、市ではこれまでどおりハナモモの管理を行ってまいりますが、育樹活動に参加していただける方には適切な時期に年3回程度、剪定、除草、かん水、施肥、病害虫防除などを行う予定でございます。開催の時期につきましては、アンケートに記載いただいた連絡方法によって個別に通知をさせていただく予定です。ハナモモの育樹活動を通して、より運動公園に親しみを持っていただき、足を運んでいただけるよう管理をしてまいりたいと思っております。 以上で答弁を終わります。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) ちょっと写真で説明させていただきます。 これちょっと見てお分かりだと思うんですけれども、これがネームプレートつきのハナモモです。プライバシーの関係上名前は伏せてあります。これ、伏せなくちゃいけない原因、これちょうど通知を出した時期にこういう状況だったんです。通知を出して、先ほども最初に述べさせていただきましたが、通知を出した段階でこういう状態でした。これ、ここちょっと見えにくいですけれども、ハナモモここ植わっているんです。ここちょっと裏表違いますけれども、これ園路です。ここを散歩します。 こっちは工事をやって非常に日の当たる、誰もが見てもすばらしい事業だと思います。ただ、残されたこのハナモモ、このこういった方、これから市長、副市長も言っていますけれども、市民協働で町を盛り上げていきたい、日本一の水路もそう、こういう方がそういう協力を全面的にやってくれる人だと私は思っているんです。こういう人たちを、こう見に来たときに目を背けるような、前回も言いましたけれども、目を背けるような、こういうようなことというのはやってほしくない、気を遣ってほしい。非常にそう思います。 何回も何回もこのハナモモの件は質問させていただいていますが、自分が思っているのは、市民協働、これからも必ずそういった言葉が出てきます。前にも議員も言っておりましたが、そういったこと、それはここから始まっていくと思うんですよ。こういったこと、こういう本当に日の目に当たらないような、影になってしまうようなところ、こういうところにたくさんこう集まってくる人たちがいるわけですよ。こういう協力してくれる人たちが。ぜひ、こういう本当に市を盛り上げてくれる、いろいろ手伝ってくれる人たちを取り込んでいって、盛り上げていってもらいたい。それはもう全面的に協力しますし、ただ、こういったアンケートも取っていただいた、そしていろんな集計も出た、それは大いに参考にしていただいて、今後の市民協働の活動に、これは本当ごく一部かもしれません、生かしていってもらいたい。そのように思うわけでございます。 ちょっと時間が差し迫ってきてしまったので質問のほうなんですが、1点ちょっと気になったのが、1番目は再質問ありません。2番目の環境上問題はないのかということなんですけれども、柵をつくっているから問題ないとかそういう話は出ましたけれども、これ柵は見えません。市民どこからでも入れます。 これ後ろで子供がサッカーやっています。サッカーやっているすぐそばでご飯食べています。このごみ、皆さん庭でこのごみの中、ご飯食べますか。それを潮来市のこれから未来を担う子供たちにこういうことさせるんですか。これが当然と思わせないでください。大切な子供たちですよ。これから潮来市を背負ってくれる。これが当然だと思うような行政であってはならないと私は思っています。本当にすばらしい前川運動公園の事業だと思うので、これは継続していいものをつくり上げていっていただきたいと、そのように思っております。それで、環境上問題ないという話でしたが、これはガスなんか、そういう発生とかというのは大丈夫なんでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 吉川都市建設課長。 ◎都市建設課長(吉川秀樹君) ただいまのご質問にお答えいたします。 そこで発生しましたその発生材ですけれども、今、建築工事または照明の街灯工事をやっているときに掘削したときに出てきたものだとか、あとはベンチ等なんかもあったんですけれども、全体的にこれを機に処分をしたいというようなものも含まれておりました。工事、今、進めている最中でございますから、この工事と一緒に早急に処分をしていきたいというようなことで今進めております。 ガス等につきましては、そういったものは発生をしておりませんので、早急な処分をしていきたいということでございます。 答弁は以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) そういった回答いただいて、本当に安心しました。ぜひともきれいに片づいて、それで前川運動公園の人工芝グラウンドの開会式という形が一番ベストだと思います。 あと、最後に1点、原市長に質問させていただきます。 4番、最後でいきたいんですけれども。原市長、議員時代にハナモモの植樹祭が行われたと思うんですが、原市長のハナモモはあるのでしょうか。答弁願います。 ○議長(箕輪昇君) 吉川都市建設課長。 ◎都市建設課長(吉川秀樹君) ただいまのご質問に答弁いたします。 原市長名義のハナモモについては現地にはございません。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 佐々木議員。 ◆1番(佐々木徹君) こういった事業、市民協働でやられていく事業であると思いますので、そういったことも踏まえて、ぜひとも皆さんでやっていければというふうに思っております。 以上で、1番、佐々木徹、質問終わりにします。 ○議長(箕輪昇君) 以上で、1番、佐々木徹議員の質問が終わりました。 ここで暫時休憩といたします。 執行部が入れ替わります。 なお、再開は2時25分を予定しております。なお、執行部、議員の皆さんがそろいましたら、その時点で再開をしたいと思います。                          (午後2時18分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) それでは、そろいましたので、休憩前に引き続き再開いたします。                          (午後2時24分)----------------------------------- △飯島康弘君 ○議長(箕輪昇君) 9番、飯島康弘議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 飯島議員。     (9番 飯島康弘君 登壇) ◆9番(飯島康弘君) 9番、飯島康弘でございます。ただいま議長より発言の許可を頂戴しましたので、順次質問したいと思います。 我々、地方議会の役割は正しい意味での行政の監視と批判であると、これを念頭に置いて、市民目線、市民に分かりやすい質問を心がけて質問させていただきます。 最初の質問でございます。1つ目としまして、人口動態に見る市の考えについて質問します。 少子高齢化と人口減少を緩やかなものとし、持続可能なまちづくりを目指すべく、市政運営を行っていると思いますが、今後どのような取組が求められていると考えているか、以下を伺ってまいります。 まずは現状についてお聞きします。 ①現在、2022年3月です。潮来市の今の人口をお伺いします。 ②2012年、10年前の3月、潮来市の人口を伺います。 ③市制施行時の潮来市、20周年ということで20年前になろうかと思いますが、そのときの人口をお伺いいたします。 ④年ごと、1年ごとに統計しますと人口の変化はどのように見えてくるかお伺いしたいと思います。 続いて、今後についてお聞きします。 ⑤としまして、今の世の中、今現在、いわゆる前例踏襲するような時代でもなくなりまして、何が起きるか想定が難しい社会状況でございます。それらを踏まえた取組は、新年度予算編成においてはどのように組み込まれているのか、具体的にお伺いします。 まずは5点伺います。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは、まず1点目の2022年3月の潮来市の人口を伺うというご質問でございます。失礼しました、現在の潮来市の人口を伺うというご質問にお答えをさせていただきます。 現在の潮来市の人口でございますが、2022年、令和4年3月1日現在でございます。住民基本台帳の人口は2万7,215人でございます。 続きまして、2点目でございます。2012年3月の潮来市の人口を伺うというご質問でございます。 2012年、平成24年3月1日の住民基本台帳の人口でございますが、2万9,941人でございます。 3点目でございます。市制施行時の潮来市の人口を伺うでございます。 市制施行時の潮来市の人口は2002年、平成13年4月1日の住民基本台帳の人口は3万2,300人でございます。 4点目でございます。人口の変化はどのように見えるか伺うというご質問でございます。 2002年からの20年間の間に、住民基本台帳上の人口で5,050人の減少。割合では約15.6%の減少率となっているところでございます。 年ごとに見ると、毎年平均で約250人ずつ減少しているところでございます。 第2期潮来市人口ビジョン総合戦略における人口ビジョンの設定で、将来人口の5年ごとの目標値で比較をさせていただきますと、2015年の2万9,111人から、2020年の2万7,315人で1,796人の減。住民基本台帳上での人口でございますが、2015年の2万9,077人から2020年の2万7,874人の差は1,203人の減というようなところでございます。 比較しますと、目標よりも緩やかになっているというところでございます。そのため、第2期潮来市人口ビジョンで掲げております主要な取組を、今後も継続して行うことによりまして、人口減少を緩やかにしていければと考えているところでございます。 5点目でございます。新年度予算編成においてどのように取り組まれているかというご質問でございます。 予算編成に当たっては、既存事業の有効性を厳しく検証するとともに、効率的で実行性の高い事業を構築し、新たな課題に対応しながら、持続可能な市政運営を行っていくことに、全職員一丸となって取組を示させていただいたところです。 これらを踏まえ、予算編成に当たりましては、引き続き、潮来市まち・ひと・しごと総合戦略を優先的な課題と位置づけた上で、少子高齢化への対応や子育て支援の充実、移住・定住の促進、公共施設の長寿命化などに重点を置いた運営を行い、予算要求については国や県の動向を注視しながら、できる限り精度を上げて計上をし、予算編成作業を行ったところでございます。 具体的には、少子高齢化と人口減少を緩やかなものにするため、居住している皆様を大切にしながら、市外から人を呼び込もうとする事業の予算を計上させていただいたところでございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) それでは、①から④までを合わせて再質問という形を取らせていただきたいと思います。 今、数字をお聞きしまして、20年間で5,050人減少しているということが分かったのが1点と、もうちょっと私答弁をいただきたかったのが、毎年、一体どのくらい潮来市では減っているんだろうかというところが漠然とするんではなくて、先ほどいただきました250人の市民の方が減少しているんだよと、この明確な数字が一番これから物を考えていくのに必要じゃないかなと思いまして、質問させていただいたのが今回目的の1つでございます。 執行部の皆さん、我々議会もそうですけれども、潮来市で毎年250人の市民の方が減っているんだと、この事実を基に今後まちづくりを考えていきたいなと思います。そうしないと、ずっと人口が多いままの同じやり方をずっとやっていても、実際と現実はかけ離れてしまいますので、私も250名という数字を思ったときに、潮来市の子供たち、小学生は大体1,220人ちょっとぐらいだと思うんですけれども、学校、今5つなんで、上下はありますけれども、比較的5で割ったらば大体245名、だから1個の小学校がなくなっていくというイメージが一番、250名という数字が分かりやすいかなと思いまして、これを基にやっていかなきゃなんないなと思った次第でございます。 その中で、今答弁の中で、④の再質になりますが、第2期潮来市人口ビジョンとありましたが、その中で、どういった取組、主な取組としてはこの人口減少緩やかにするためには、何がこれに取り組んでいくんだというものがありましたら具体的に内容をちょっと詳しく知りたいんですが。 ○議長(箕輪昇君) 再質問答弁願います。 草野企画調整課長。 ◎企画調整課長(草野吉広君) 緩やかにということで、主な取組ということでございまして、こちらについてご答弁させていただきます。 1つ目としましては、若い世帯につきまして、住宅の取得支援の支援金の事業ということでございます。 2つ目としまして、妊娠や出産、子育てに関する負担軽減のためのマル福制度などもございます。 3つ目としましては、都心への高速バス、通勤等の助成等を行っているところでございます。 以上が取りあえず主な事業として挙げさせていただきます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) 若い方の支援と福祉の感じなんですが、私が思うに、やはりこの潮来に働く場所があるのが一番いいかなと思うんですけれども、そういったものはこのビジョンには入っていないんでしょうか。伺います。 ○議長(箕輪昇君) 再々質問の答弁願います。 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 先ほど企画調整課長が主なものを申し上げさせていただいたところでございまして、議員おっしゃる働く場というような、地域における働く場の維持や創出、新たな働く場所の創出等々も掲げさせていただいておるところでございます。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。次の質問をお願いします。 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) ⑤の再質をしますが、今、部長答弁いただきましたが、働く場所の維持と創出ですか、コロナ禍もありますし、今、潮来市でなりわいを営んでいる方々を維持していく、そしてさらには新しい働く場所をつくっていく、私はこれが一番目指すべきものなんじゃないかなと思っております。 ⑤の再質なんですが、財政面では今やっていることを厳しく見て、精査してそして新しいのを取り組んでいくんだという答弁だったと思うんですけれども、さらに加えて、今後になりますけれども、これからの潮来市の財政面の答弁だったんで、歳入と歳出、これの財政的に見て、見通しですか、今後どのようになっていくか、人口は減っていきます、そして財政は増えていきますとか減っていきますとかあると思うんですけれども、今現在の見通しを、歳入歳出あたりを通して見えてくるものあるかなと思うんですが、答弁願います。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 5点目の再質問でございますが、財政の見通しというようなお話をいただいたところでございます。 私ども予算編成を進めるに当たって、経常経費の増加が課題でございました。歳入と歳出というようなバランス的なものもございますので、歳入においては、例えば令和4年度の予算計上にもさせていただいておりますが、ふるさと納税を2億5,000万円に、寄附を皆さんからお願いしたいというような意味合いも込めまして、ふるさと納税も増額してございます。 また、先ほど働く場所というようなことで、企業誘致も進めていかなければならないことなのかなというようなところで、歳入の確保をしていかなければならないだろうというようなお話も予算編成の際にさせていただいたところでございます。 先ほど、経常経費の増加が課題というお話をさせていただきましたが、歳出においては、そのような経常経費、例えば、人件費、扶助費、維持補修費、それらの経費等も削減と申しますか、収入に、歳入に応じたもので研究していかなければならないだろうというような、予算編成の際に所管職員と議論をしたところでもございます。 その辺のものも含めまして、事業の費用対効果を大いに、引き続き検証をしていかなければならないだろうと。効率的な財政運営を、引き続き今後も運営していかなければならないというような、今申しました内容を課題としながら、今後の財政見通しをも鑑みながら財政の強化をしていきたいなと考えております。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) それでは、再々というか、最後ということで。 ○議長(箕輪昇君) はい。 ◆9番(飯島康弘君) なかなか厳しい見通しであるなというのは分かりました。限られた財源の中でやるべきこと、また、やらなくてはならないこと、あろうかと思いますが、しっかりと見極めて運営していっていただきたいと思います。 財政面の話はお聞きしたんですけれども、最後に質問したいんですけれども、ちょっとしゃべってしまいますけれども、やはりいろいろ将来を考えていきますけれども、人口減少というのは止まらないと思います。人口ビジョンでも緩やかなものとするという文言がございますけれども、止まらなくても、私は小さくてもまちづくりってできるんじゃないかなと思っております。 その中で、先ほど答弁の中で、市外からの呼び込みにも力入れたいなというお話あったと思うんですけれども、もちろんそれ大事なんですけれども、私もまちづくりをよく考えた上で発言しますけれども、ちょっと言葉は語弊があったらいけないんですけれども、市外から呼び込むというのは全国の自治体がお互いにやっていて、要は人の取り合いやっています。それはもう分かっていてもやらざるを得ないという面もあろうかと思います。それでもやるというのは分かるんですけれども、一回、自分の町に落として物を考えていただきたいんですけれども、外から呼び込むとやっておきながら、我々自身、潮来に住む大人たち、親は子供たちが進学や就職で当たり前のように外に、都会に出している。潮来だけではありません。自分たちの子供は外に出しておいて、外の人たちを呼び込むということをやっている状況が、ここら辺は真剣に考えないと、根本的に変えていかないといけないんじゃないかなと、これは執行部の皆さんもそうですし、我々議会も考えなきゃいけない。 そして、ましてや250人、年々減っているんだという現実を向けた上で、そこで考えたのは、やはり先ほど言った、地元でしっかりと働く場所があって、家族を養って暮らしていける。シンプルにそこに行き着こうかと思うんですよ。私は皆さんと楽しくまちづくりをやっていきたいんですよ。小さいながらも、少ないながらも楽しい家族じゃないですけれども、元気にまちづくりを行いたいと。そのためにはやはり、原点に返っていただいて、働くものを維持していくんだ、つくっていくんだと、そういうところに予算をつけていただいて、政策をつくっていただきたいと、そこを力強く進んでいっていただきたいなと思うんですけれども、それに関しての市の見解を最後に伺いたいと思います。 ○議長(箕輪昇君) 再々質問に答弁願います。 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 議員からお話をいただけたことを、今後の市政運営に当たってのまちづくりにある財政運営の参考とさせていただきたいなと思っております。 私どもも持続可能なまちづくりというようなところを掲げさせていただきながら、予算編成、そして皆様と議論してございます市民協働につきましても、市政運営を進めるに当たってのキーワードとしまして、答弁でもご紹介しましたが、区長会の皆様と一緒になって令和4年度進めるというお話もさせていただきました。いずれにしましても、議員各位の皆様と令和4年度も引き続き持続可能なまちづくりを市民の皆さんと一緒に進めてまいりたいというような思いでございます。よろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) この地元で、潮来で働く、維持と創出、これがキーワードになっていくと思います。私も。ぜひこれに気がついた潮来市は、もう一歩先にいった考えでコンパクトでも持続可能なまちづくりを行っていくんだと、それを市民の方が実感できるように期待しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 それでは、大きい2の質問のほうに入ります。 始まる前に資料を配付させていただいたんですけれども、こちら、子宮頸がんワクチンの無料接種が始まったよという、当時の広報「いたこ」2010年度誌、2枚にもわたって、2ページにもわたって大々的に接種のお知らせをしていた当時の資料を参考資料として皆さんにご覧、皆さんの資料なんですけれども、つくらせていただきました。 それでは、質問に入ります。子宮頸がん予防ワクチン接種について質問します。 厚生労働省が子宮頸がんの原因となるウイルスの感染を防ぐワクチンの接種機会を逃した女性に対し、無料で接種を受けられる方針を打ち出しました。予防接種に対しての市の取組について以下を伺ってまいります。 まずは現状について伺います。 ①潮来市の予防接種はどのように行われているかお伺いします。 ②接種機会を逃した方の年度ごとの人数を伺います。 ③実費での接種の場合の平均費用をお伺いします。 続いて、今後です。 ④として、接種機会を逃した方への取組はどんなふうになっているのか伺います。 ⑤本市においては、正しい情報を的確に捉え、いち早く市民の方に情報発信、情報提供を行い、安心・安全なまちづくり、市民の健康づくりとして市民の命を守る体制を整えていただきたいと思いますが、いかがか伺います。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。答弁求めます。 茂木市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(茂木衛君) それでは、1点目の、潮来市の予防接種はどのように行われているかにお答えさせていただきます。 潮来市では就学前までに受ける予防接種の予診票が入った予防接種手帳を出生届時に交付しております。小児の定期予防接種9種類については、茨城県医師会と広域連携の契約を行い、県内の医療機関において、個別接種を行っております。接種対象年齢の方が予防接種手帳の予診票を使用すれば、無料で接種を行うことができます。また、就学後に行う日本脳炎2期、2種混合については接種対象となる年齢になるときに個別通知をしております。 次に、2点目の、接種機会を逃した方の年度ごとの人数についてお答えさせていただきます。 子宮頸がんワクチンにつきましては、平成22年11月から子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業として接種が行われ、平成25年4月に予防接種法に基づく定期接種に位置づけられましたが、同年6月から個別に接種を進める通知を送るなど積極的な勧奨を一時的に差し控えることとなりました。その後、令和3年11月に専門家の評価により、積極的勧奨を差し控えている状態を終了することが妥当とされ、原則、令和4年4月から他の定期接種と同様に個別の勧奨を行うこととなりました。国は積極的勧奨の差し控えにより、接種機会を逃した方に対して、公平な接種機会を確保する観点から、その期間に接種対象だった1997年、平成9年生まれの方から、2005年、平成17年度生まれの女性をキャッチアップ接種の対象といたしました。キャッチアップ接種の期間は、令和4年4月から令和7年3月までの3年間とされております。 そこでご質問の、潮来市における接種機会を逃した方の生まれた年度ごとの人数は、令和4年3月1日現在で、まず1997年度生まれの方が47人、1998年度生まれの方が60人、1999年度生まれの方が47人、2000年度生まれの方102人、2001年度生まれの方が111人、2002年度生まれの方が131人、2003年度生まれの方が130人、2004年度生まれの方が109人、2005年度生まれの方が114人。合計しますと861人となります。 続きまして、3点目のご質問。実費での接種の場合の平均費用についてお答えさせていただきます。 予防接種の費用につきましては、自由診療となるので医療機関ごとに定められております。実費で子宮頸がんワクチンを接種した場合、平均1回接種当たり1万5,000円から2万円程度で、3回接種が必要となりますので、合計で4万5,000円から6万円程度の費用となります。 次に、4点目のご質問。接種機会を逃した方への取組にお答えさせていただきます。 キャッチアップの対象者につきましては、国が3月中旬に示す予定の情報提供資材を基に、ホームページや広報紙等での周知に加え、基本的には対象者への個別通知による情報提供をする予定でおります。実際の接種につきましては、定期予防接種と同様に、広域連携している県内医療機関での接種及びそれ以外で接種した場合には償還払いで対応することとなります。 次に、5点目の、正しい情報を的確に捉え、いち早く市民の方へ情報発信、情報提供についてお答えさせていただきます。 国等からの最新情報を的確に捉え、キャッチアップ接種対象者を含む、通常の接種対象者には、ワクチン接種について、検討判断できるよう、子宮頸がんワクチンの有効性、安全性について、丁寧かつ確実に情報提供実施していくことが重要と考えております。国が3月中旬に示す予定の情報提供資材を基にホームページや広報誌等で周知するとともに、対象者には個別通知を実施してまいります。また、ワクチン接種を勧奨するだけでなく、子宮頸がん健診の重要性も併せて情報提供し、生涯を通じて健康につなげていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) 健診も併せてお知らせいただけるということで。 それでは、①から再質させていただきたいと思います。予防接種は手帳に書いてあって、それに準じて随時お知らせが来るというようなお話だったかと思います。これの中で、子宮頸がんワクチンについては、その手帳に書いてあるのか、また、現時点で潮来市での対象は。例えば何歳から何歳までが対象になっていますよとか、ここはちょっとあれなんですけれども、ちょっと数字になってしまいますから、大体、対象者がいて何割の方が子宮頸がんワクチンを接種していますみたいなところまで把握しているかちょっと伺いたいと思います。 ○議長(箕輪昇君) 再質問の答弁求めます。 茂木市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(茂木衛君) それでは、再質問にお答えさせていただきます。 子宮頸がんワクチンを接種の状況でございますが、先ほど答弁しました予防接種手帳のほうには記載されているものではございません。ただ、積極的な勧奨を差し控えている間でも定期接種に含まれてございますので、接種希望の方については無料で接種は可能でございます。令和3年度においては、積極的勧奨は行ってございませんが、年度当初に対象となる小学校6年生から、高校1年生の女性に対しまして、接種希望があれば、かすみ保健福祉センターで予診票を発行する旨の案内を学校を通じて、または個別通知をしてございます。接種希望の方の申出により、予診票等を発行しているところでございます。 それとあと、今年度の接種状況でございますが、対象年齢の人数でございますが、486人でございます。今年度中に1回でもワクチン接種をされた方については、現在確認されているのが34人となります。割合としては7%程度かと思います。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) よく分かりました。 現在、小学校6年生から高校1年生。再々になってしまいますけれども、今回この厚労省から発表あったのは、それ以前に埋もれていた、現在で言うところの高校2年生から25歳、年齢でいうと。という認識でよろしいでしょうか。ちょっと確認なんですけれども。 ○議長(箕輪昇君) 再々質問答弁願います。 茂木市民福祉部長。 ◎市民福祉部長福祉事務所長(茂木衛君) 積極的に勧奨できるのが令和4年4月からですが、そこから考えますと、高校2年、17歳から25歳、1997年度生まれの方ということなんで、25歳までが対象となります。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) それでは、④の再質としまして、今回861名の方が対象になるよというのが分かりました。あわせて、その方が3回接種する費用が高くて6万円、だから約5,000万円ぐらいのボリュームになろうかと思うんですけれども、ああ、それ知らなかった、知っていればやりたかったというふうになる人もいらっしゃると思いますので、PR、積極的な勧奨というやつですか、そこの辺はちょっと判断はお任せしたいと思いますけれども、実際ワクチン接種していただくのに、現在もコロナのワクチン接種とかもやられていると思うんですけれども、違うワクチンの接種が重なるとか、期間を空けなきゃ駄目だよとか、そういったところも出てくると思うんですけれども、そちらに関しては状況把握等は、やっても大丈夫だとか、駄目だとかあると思うんですけれども、その辺伺いたいと思います。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。答弁求めます。 石神かすみ保健福祉センター長。 ◎かすみ保健福祉センター長(石神弘幸君) 子宮頸がんワクチンの3回分接種間隔ということかと思います。こちらにつきましては、現在、認可されております子宮頸がんワクチンは2種類ほどございます。それぞれ接種間隔が異なります。回数は3回でございますが、2回目の接種が1回目接種から1か月後、3回目の接種が1回目接種から6か月後というような種類のものと、2つありまして、もう一つのほうはこちらも同じく回数は3回でございますが、2回目の接種が1回目接種から2か月後、3回目が1回目接種から6か月後というような2種類のワクチンを認可されているものがございますので、それぞれ接種間隔が異なるものでございます。 また、新型コロナワクチン、こちらとの兼ね合いでございますが、新型コロナワクチンは他のワクチンとの間は2週間以上空けるというようなこととなってございます。その他のワクチンにつきまして、こちら子宮頸がんワクチンでございますが、こちらは不活化ワクチン、こちらでございます。不活化ワクチンという性質であるため、接種の間隔に制限はございません。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) 詳しく調べていただきまして、よく分かりました。 正しい情報と判断。受ける、受けないは市民の皆様に判断は委ねるところではございますが、判断材料はやっぱり公式の市の発表と、こちらにありましたとおり、こういうのがあると安心して受けられるし、ワクチンの間隔等も分かっていれば不安がなく接種しようかしらとなると思います。今回は、子宮頸がんは唯一防げるがんであるというがんでございます。ぜひ市長はじめ執行部の皆さん、市民の命を守る体制づくりを願いまして、私の今回の質問を終了させていただきます。 以上で、飯島康弘終わります。 ○議長(箕輪昇君) 以上で、9番、飯島康弘議員の質問が終わりました。 ここで暫時休憩といたします。その間、執行部が入れ替わります。 再開は3時15分を予定しておりますが、皆さんおそろいならば、そろった時点で再開をいたしたいと思います。                          (午後3時07分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) それでは、休憩前に引き続き再開いたします。                          (午後3時14分)----------------------------------- △志村一君 ○議長(箕輪昇君) 2番、志村一議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 志村議員。     (2番 志村 一君 登壇) ◆2番(志村一君) 2番、志村一でございます。ただいま議長より発言の許可をいただきましたので通告に従い順次質問をさせていただきます。 それでは、まず初めに、質問事項の大項目1番、オンライン授業、1月31日から2月18日までについて、質問をさせていただきます。 質問の趣旨でございますが、今回で3回目のオンライン授業ということもあり、子供たちはオンライン授業を受けることに慣れてきたようだと伺っております。しかし、まだ課題は残されていると思われます。そこで以下の5点について、まとめてお伺いをさせていただきます。 まず、1点目に、今回中学校は休校にしなかった理由についてお伺いいたします。 2点目に、家庭の事情で登校せざるを得ない子供たちへの学校の対応とその課題についてお伺いいたします。 3点目に、オンライン学習で子供たちの評価はどのように行っているのかお伺いいたします。 4点目に、教師の在宅勤務の現状と課題についてお伺いいたします。 5点目に、授業の資料づくりなどに使用している教師用のパソコンの入替えの計画についてお伺いいたします。 以上、5点よろしくお願いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。答弁願います。 塙教育部長。 ◎教育部長(塙誠一君) それでは、私のほうから今回中学校は休校にしなかった理由につきまして、ご答弁させていただきます。 茨城県から1月26日付の通達の中で、中学校の休校要請はございませんでした。そのため、市内の中学校の感染状況を踏まえた上で、休校措置を取ったところでございます。また、小学校におきましては、1月31日から2月10日までの県内全ての小学校でリモート学習と分散登校の併用をするなど、学校における感染拡大防止の取組を徹底するとの要請を受けました。この要請を踏まえ、市内5校の小学校におきまして、オンライン授業を実施したところでございます。さらに、2月8日に県からの延長要請を受けまして、2月18日までの期間をオンライン授業として実施をしてまいりました。 続きまして、2点目。家庭の事情で登校せざるを得ない子供たちへの学校の対応とその課題につきまして、答弁のほうをさせていただきます。 低学年等で家庭に一人にできない児童や、Wi-Fi環境が整っていない家庭のために学校を開放し、学校でのオンライン授業の対応を取ってございます。学校では、普通教室はオンライン授業で各クラスごとに使用しておるため、特別教室などを活用しましてオンライン授業を実施してございます。 課題といたしましては、学校によって利用できる教室に限りがあるため、学校でのオンライン授業が密になってしまうこともございます。学級担任はオンラインでの授業を実施しているため、学校でのオンライン授業の参加者の監督者の確保などが課題となってございます。 続きまして、3点目でございます。 オンライン授業を実施した部分の子供たちの評価の方法というところでございますが、授業支援アプリであります、ロイロノートの双方向性機能を生かしまして、教師と子供たちの間で様々なデータのやり取りができます。そこで、授業を行ったまとめのプリントを提出させるなどしてございまして、子供たちの学習内容の習得状況の把握を行い、評価を行っているところでございます。 次に、4点目でございます。教師の在宅勤務の現状と課題についてご答弁させていただきます。 臨時休業中のオンライン授業を実施している際には、職場での先生方の感染防止対策のため、一部の小学校におきまして、在宅勤務を取り入れておりました。通常授業を実施しております中学校におきましては、在宅勤務は実施はしてございません。 課題といたしましては、職員間での感染拡大防止は、教育活動を進める上で重要な危機管理体制でございますが、教職員が取り扱う業務には児童・生徒の個人情報に関わるものが多いため、自宅でできる業務には限りがあることが課題となります。 次に、5点目でございます。授業の資料づくりなどに使用している教師用のパソコンの入替えの計画につきまして、ご答弁をさせていただきます。 教員用パソコンの入替え等については、導入してから5年をめどに計画的に入替えを実施してございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) それでは、質問事項2点目の家庭の事情で登校せざるを得ない子供たちへの対応とその課題について再質問をさせていただきます。 学校もオンライン授業を実施するとなると、先生方もその準備や授業で大変忙しいと思われます。その上に、登校せざるを得ない子供たちの対応もあるとなると、先生方の負担もかなり大きいと思われます。そこで、特にオンライン授業を実施する期間は、学童クラブとの連携も必要になってくるかと存じますが、この点についてのお考えをお伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 再質問の答弁願います。 沼田学校教育課長。 ◎学校教育課長(沼田武男君) では、ただいまの答弁にお答えさせていただきたいと思います。 今、潮来市内の学童クラブのほうでは、オンライン授業に対応させていただくためのWi-Fi環境がまだ整備をされておりません。たしか新年度予算の中で導入のほうを予定をさせていただいているというふうになっておりますので、今後こういったオンライン授業等の中で、学童の利用状況、また学童の指導員の確保など様々な問題点があるかと思いますけれども、そういった部分を十分研究させていただきながら、対応のほうさせていただければと思います。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) ただいまの答弁に関連いたしまして、再々質問をさせていただきます。 学童クラブとの連携につきまして具体的に申しますと、登校せざるを得ない児童、夏休み、長期休業のように学童クラブに登校し、学童クラブから下校する形にして、オンライン授業、学校職員と学童クラブの職員が分担して対応するという方法はいかがでしょうか。そうすることにより、かなり先生方の負担も減り、オンライン学習に集中できるのではないかと思いますが、この点についてお伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 再々質問の答弁願います。 沼田学校教育課長。 ◎学校教育課長(沼田武男君) それでは、お答えをさせていただきたいと思います。 ただいま、まだWi-Fi環境の関係から始まりまして、あと学童クラブ、公立の学童クラブ、また私立の学童クラブ等ございます。その中で同様にそういった対応ができるかどうか、各学童クラブ、また私立の学童クラブとも調整を図らなければならない部分が多いかと思います。そういったことを十分調査をさせていただいた上で、対応できるかどうか研究をさせていただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。質問を続けてください。 志村議員。 ◆2番(志村一君) ただいまの答弁につきましては、分かりました。オンライン学習につきましては、まだまだ課題が山積していると存じますけれども、子供たちの学びの保証のためにも、今後ともよろしくお願いいたします。 続きまして、質問事項の大項目2番、ごみのないきれいなまちづくりについて質問をさせていただきます。 質問に入る前に、潮来市民の皆様、昨日は清掃大作戦、大変お疲れさまでございました。ごみのないきれいなまちになりました。ありがとうございました。 さて、質問の趣旨に入らせていただきます。道路にはポイ捨てされたペットボトルや袋に入ったごみなどが潮来市の景観を損ねているのが現状でございます。潮来市では定期的な清掃大作戦を実施しております。ポイ捨てごみは後を絶たないのが現状と捉えております。時には散歩をしながらごみ拾いをしてくださる市民の方を見かけることもございます。その姿に市民の一人として感謝の気持ちでいっぱいでございます。そこで、以下の2点についてまとめてお伺いをさせていただきます。 まず、1点目に、市内のポイ捨てごみの減らない現状を潮来市としてどのように捉えているのかお伺いいたします。 2点目に、潮来市としてごみのポイ捨て防止につながる環境整備にどのように取り組んでいるのか、また、その課題についてお伺いいたします。 以上、2点よろしくお願いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。答弁願います。 榊原環境経済部長。 ◎環境経済部長(榊原徹君) それでは、1点目でございます。 市内のポイ捨てごみの減らない現状を潮来市としてどのように捉えているのかというご質問にご答弁させていただきます。 ポイ捨てごみを含む不法投棄は、当市のみならず他の自治体におきましても後を絶たないのが現状でございます。この問題につきましては、即効性のある解決策は見当たらず、長い期間をかけて市民の皆様に理解してもらわなければならない問題だというように捉えているところでございます。市民の皆様のご協力で定期的に清掃大作戦を実施しておりますが、過去3年のごみ回収量を見ますと、漸減傾向になってございます。少しずつですが、市内のごみは減ってきているというように思っているところでございます。 2点目でございます。潮来市としてごみのポイ捨て防止につながる環境整備にどのように取り組んでいるか、またその課題についてというご質問でございます。市内のポイ捨てごみなどの不法投棄は、人目のつかない道路、農道沿い、草木が繁茂した土地、河川敷等の場所で見受けられます。また人けのない時間帯のポイ捨て場所は多岐にわたっているところでございます。 市といたしましては、捨てられやすい環境、場所にならないように速やかにごみ回収を心がけているとともに、土地の所有者または管理者に対しましても、除草やごみ回収、撤去の依頼をしているところでございます。 依然としてポイ捨てが改善されない場所におきましては、警告看板、監視カメラの設置をするなどの防止を図り、ごみのポイ捨ては廃棄物の処理及び清掃に関する法律やその他法令等の違反となることから、悪質なケースは警察へ通報するなどの対応を取っているところでございます。 そのほか情操教育といたしまして、毎年クリーンセンターにおいて小学生向けに環境学習を行っております。この学習会を通じて、ごみの分別や環境美化の意識を持って日常に反映していただくことを期待しているところでございます。引き続き、市民の方々へはごみ出しのルールやマナーの徹底を、定期的に市の広報紙あるいはホームページなどを通じて啓発を努めてまいりますが、課題としては市外から来る通りすがりのポイ捨て行為が挙げられます。現場での防止対策となるために、繰り返しになりますが、継続的に美化清掃をし、捨てられにくい環境、場所をつくっていくことが望ましいことではないかというふうに考えているところでございます。 以上でございます。
    ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) それでは、質問事項1点目の、市内のポイ捨てごみの減らない現状を潮来市としてどのように捉えておるのか、再質問をさせていただきます。 ただいま、答弁をいただきました中に、市民の皆様の協力を得てというような内容でございましたが、潮来市としても市民の方々が一斉に清掃大作戦を実施してその成果が出てきているということで、大変すばらしい取組と存じます。そこで、先ほど述べさせていただきました、進んでごみ拾いをしてくださる市民の方々へのサポート体制の考えがございましたら、お伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 再質問の答弁を求めます。 橋本環境課長。 ◎環境課長(橋本太君) 自主的に活動してくださる方々に対するサポート体制はについて答弁させていただきます。 自主的にボランティアでごみ拾いしてくださる方は私も時々お見かけいたします。そのような方に対しましては、「ありがとうございます」という感謝の気持ちでいっぱいでございます。このような活動をしてくださる団体などであれば、区などを通して話をいただければ、ごみ袋や手袋などをお渡しすることはできます。また収集したごみを回収することもできます。個人でやられている方につきましては、一般家庭ごみと区別ができないため、事前に相談連絡をいただいた上で対応していきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) ただいま答弁をいただきました中に、サポート体制、具体的にごみ袋、手袋等の配布など、あるいはごみ集積所へ出していただければ回収していただけるというようなことで、力強い答弁をいただきました。 それでは、再々質問をさせていただきます。 自ら進んでごみ拾いをしてくださる市民ボランティアの方々、少しでも増えていくことはポイ捨てごみのないきれいな潮来市につながる一つの方法と思います。このボランティアの輪を広げるための市としての方策等がございましたら、お伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 再々質問に答弁願います。 橋本環境課長。 ◎環境課長(橋本太君) ボランティアの輪を広げるための市としての方策を伺うについて答弁させていただきます。 きれいな町を散歩することは気持ちがいいものです。清掃作戦できれいになったことやボランティアで自主的に活動してくれる方がいらっしゃることを広報などでお知らせするなどして、まずは自身が住んでいる場所からの清掃、そして近隣周辺の清掃へと個々の美意識向上にPR啓発に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) ただいまの答弁については分かりました。特に広報など、広報活動というようなことでどんどん市民の皆さん広めていっていただくというようなことで大変ありがたいことだと感じております。 続きまして、2点目のごみのポイ捨て防止につながる環境整備について再質問をさせていただきます。 潮来市内の国道、県道、市道それぞれの管理課が協力してごみのポイ捨て防止の環境整備に取り組んでいかなければ潮来市内のポイ捨てごみは減らないのは当然かと存じます。潮来市として、この三者における協力体制の構築に向けての考え、あるいは取組についてお伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 再質問の答弁願います。 橋本環境課長。 ◎環境課長(橋本太君) 市・国・県、三者における協力体制構築に向けての取組はについてお答えいたします。 現状では、ごみ等のポイ捨ての連絡が市民の方から市にあったときは、市のほうから各所管する国や県へ連絡をし、すぐに対応していただいているところでございます。今後も協力できるよう日頃から連絡を密にしていきたいと思います。また、他市町村ではどのように協力体制を築いているか調査研究をしてまいります。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) ただいまご答弁いただきました中に、特にこの三者との協力、非常にこの管理課がそれぞれベストだというようなことで、難しい点かと思いますが、何分にも潮来市内の国道、潮来市内の県道、潮来市内の市道でございます。ぜひともこの三者の協力、実現させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。ごみのないきれいな潮来、住みたいまち潮来を市民の皆様とともに一丸となり、目指していけることを願っております。 続きまして、質問事項の大項目3番、八街市の通学路での児童の交通事故を受けた通学路の合同点検の結果とその対応について質問をさせていただきます。 質問の趣旨でございますが、千葉県八街市の通学路での児童の交通事故を受けて、文科省より通学路における合同点検の実施に関する通知が各都道府県に発出されました。そこで、潮来市における合同点検の結果とその対応について、2点まとめて伺わせていただきます。 1点目に、今回の通学路合同点検においてどのような危険箇所が挙げられたのか、またその対応について具体的にお伺いいたします。 2点目に、今後の通学路の危険箇所等の改善計画案についてお伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。答弁願います。 塙教育部長。 ◎教育部長(塙誠一君) それでは、今回の通学路合同点検においてどのような危険箇所が挙げられ、その対応についての具体的なということでご質問いただいております。ご答弁させていただきます。 合同点検につきましては、令和3年6月に八街市で発生した痛ましい事故を受け、文科省から小学校の通学路に対しての緊急合同点検の実施が通達されました。その通達を受けまして、令和3年8月に市内小学校5校より、危険箇所35か所の報告がございました。合同点検の実施及び対策必要箇所の抽出を行ってございます。各小学校に詳細等を確認した結果、20か所の合同点検の実施及び対策必要箇所の抽出を行ってございます。 危険箇所としましては、道路関係が11か所、11か所。ブロック塀などの建物等の構造物が2か所、信号機や横断歩道の設置要望などの交通安全施設設置が3か所、安全教育で対応できるものが4か所ございました。 具体的な実施箇所としましては、潮来小学校西側市道にスクールゾーンの路面表示1か所を実施してございます。また、そのほかに5か所の路面標示を今年度末までに実施する計画となってございます。予定箇所といたしましては、延方小学校区、潮来二中北裏側付近の市道に停止線の路面標示を行います。また、延方小学校区、国道51号線延方西信号付近の市道にグリーンベルトの表示をいたします。また、延方小学校区、ウエルシア潮来新宮南店付近の市道に通学路の路面標示のほうを3か所行います。 次に、日の出小学校区でございますが、日の出3丁目交差点の停止線の書き直し、日の出5丁目交差点の横断歩道の書き直し及び交差点注意の路面標示を実施してまいります。また、各学校におきまして、危険箇所付近の通学路の変更や危険箇所への立入禁止の徹底など、学校でできる安全教育を実施してございます。 次に、2点目。今後の通学路の危険箇所等の改善計画につきましてご答弁いたします。 教育委員会といたしましては、潮来市通学路交通安全プログラムに基づきまして、各学校から提出されました通学路の危険箇所に対しまして、道路管理者や警察署などと協議を行い、安心・安全な通学路の確保に向けた取組を引き続き進めてまいります。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) それでは、1点目の通学路合同点検における危険箇所とその対応について再質問をさせていただきます。 ただいまの答弁の中に、通学路の変更、あとは危険な建造物というような答弁がございましたが、もう少し具体的にお伺いできますでしょうか。よろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 再質問の答弁願います。 沼田学校教育課長。 ◎学校教育課長(沼田武男君) お答えのほうさせていただきたいと思います。 まず、通学路の変更の部分でございます。先ほど路面標示を、グリーンベルトの表示を書かせていただく、延方西信号付近、危険箇所といたしまして、迂回路として、ちょっとセイミヤさんのところに横断歩道がございますので、そちら横断歩道じゃない歩道橋です、すみません。歩道橋ございますので、そちらのほうを回る対応のほうさせていただいてございます。また、危険箇所の部分でございますが、これは潮来市の町内上丁地内の建物の外壁の一部が崩壊している部分につきましては、危険箇所として潮来土木事務所さんのほうで道路のほうにカラーコーン等で区割りをさせていただいた対応等の実施をしていただいているところでございます。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) それでは、ただいまの答弁に関連いたしまして、再々質問をさせていただきます。 この交通安全、そういった面の危険箇所という答弁は多かったと思いますけれども、防犯上、非常に問題となるような危険箇所等ございましたらば具体的にお伺いいただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 再々質問に答弁願います。 沼田学校教育課長。 ◎学校教育課長(沼田武男君) お答えのほうさせていただきたいと思います。 ただいまの防犯上の点という部分でお答えのほうが、今回ちょっと答弁持ち合わせてございませんので、また改めまして確認のほうさせていただきまして、お答えをさせていただきたいと思います。申し訳ございません。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) それでは、後で伺わさせていただきたいと思います。 子供たちの通学の安全確保につきましては、今後ともよろしくお願いいたします。 以上で、2番、志村一の質問を終了させていただきます。 ○議長(箕輪昇君) 以上で、2番、志村一議員の質問が終わりました。 本日予定しておりました一般通告質問は以上です。----------------------------------- △散会の宣告 ○議長(箕輪昇君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 次回は明日3月8日火曜日午前10時から本会議を開き、市政一般に関する通告質問を行います。 本日はこれにて散会といたします。 大変ご苦労さまでした。                          (午後3時48分)...