一宮市議会 > 2022-06-23 >
06月23日-05号

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  1. 一宮市議会 2022-06-23
    06月23日-05号


    取得元: 一宮市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-03
    令和 4年  6月 定例会               議事日程(第5号)                   6月23日(木曜日)午前9時30分 開議 1 議案第47号 令和4年度愛知県一宮市一般会計補正予算 2 議案第48号 令和4年度愛知県一宮市国民健康保険事業特別会計補正予算 3 議案第49号 令和4年度愛知県一宮市介護保険事業特別会計補正予算 4 議案第50号 令和4年度愛知県一宮市外崎土地区画整理事業特別会計補正予算 5 議案第51号 令和4年度愛知県一宮市病院事業会計補正予算 6 議案第52号 令和4年度愛知県一宮市水道事業会計補正予算 7 議案第53号 令和4年度愛知県一宮市下水道事業会計補正予算 8 議案第54号 一宮市防災会議条例の一部改正について 9 議案第55号 一宮市市税条例等の一部改正について10 議案第56号 一宮市地区計画等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について11 議案第57号 一宮市下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正について12 議案第58号 環境センターごみ焼却施設定期修繕工事請負契約の締結について13 議案第59号 学校給食用食器(わん)の売買契約の締結について14 議案第60号 市道路線の廃止及び認定について15 承認第4号 専決処分の承認について16 承認第5号 専決処分の承認について17 請願書第21号 千秋町浅野羽根地域に計画されている巨大物流倉庫建設中止を求める件18 委員会提出議案第3号 家庭教育支援法の早期制定を求める意見書19 継続審査について20 諮問第1号 人権擁護委員の候補者の推薦について21 諮問第2号 人権擁護委員の候補者の推薦について22 議席の一部変更について出席議員(38名) 1番  木村健太   2番  尾関さとる  3番  本山廣次 4番  東渕正人   5番  大津乃里予  6番  鵜飼和司 7番  市川智明   8番  小林けいめい 9番  後藤美由紀 10番  宇山祥子   11番  渡部晃久   12番  島津秀典 13番  長谷川八十  14番  井上文男   15番  森 ひとみ 16番  河村弘保   17番  水谷千恵子  18番  中村かずひと 19番  高橋 一   20番  彦坂和子   21番  八木丈之 22番  竹山 聡   23番  岡本将嗣   24番  森 利明 25番  則竹安郎   26番  高木宏昌   27番  柴田雄二 28番  平松邦江   29番  西脇保廣   30番  伊藤裕通 31番  花谷昌章   32番  横井忠史   33番  渡辺之良 34番  浅井俊彦   35番  京極扶美子  36番  太田文人 37番  松井哲朗   38番  服部修寛欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により出席した者   市長        中野正康   副市長       福井 斉   副市長       山田芳久   総合政策部長    皆元洋司   総合政策部参事危機管理監)   総務部長      長谷川伸二             堀 尚志   財務部長      善治正直   市民健康部長    河岸勝己   保健所長      子安春樹   福祉部長      橋本宜季   子ども家庭部長   野村雅昭   環境部長      岸 哲宜   活力創造部長    服部宙史   まちづくり部長   中川哲也   建築部長      勝野直樹   建設部長      佐藤知久   会計管理者     川瀬裕司   教育長       高橋信哉   教育部長      野中裕介   水道事業等管理者  小塚重男   上下水道部長    多和田雅也  病院事業管理者   内藤和行   病院事業部長    平松幹啓事務局職員出席者   議会事務局長    神谷真吾   議会事務局次長(兼庶務課長)                              中村高規   議事調査課長    白木伸幸   議事調査課専任課長 加藤正樹   議事調査課課長補佐 中野栄治   議事調査課課長補佐 岩田直仁   議事調査課主査   鈴木章平   議事調査課主任   牧 健太---------------------------------------                             午前9時28分 開議 ○議長(八木丈之君) 出席議員が定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 議事に入ります前に申し上げます。 本日の会議は、7月28日から31日に開催されます本市最大の観光行事であります、おりもの感謝祭一宮七夕まつりのPRの一助とするため、スタッフポロシャツを着用しての七夕ルックで本会議を開催したところでございます。 議員各位をはじめ市当局、報道関係の皆様には、この趣旨を理解され、御協力をいただきましたことに、心からお礼を申し上げます。 ◎活力創造部長服部宙史君) 本日は、七夕まつりの機運醸成のために、このような御配慮をいただきまして、誠にありがとうございました。 今議長のほうから、お許しをいただきましたので、一言、お礼の挨拶をさせていただきます。 最近のニュース報道あるいは新聞紙面を見ますと、3年ぶりのあるいは3年ぶりにというフレーズをよく目にするようになりました。情勢もだんだん落ち着いてきて、そろそろコロナの前の失ったものを取り返しに行こうと、いろんな地域から声が上がり始めたというふうに感じてございましたが、今日のこの光景、まさに3年ぶりでございますが、この光景を見て、七夕まつりもある意味やっとここまで戻ってこられたんだなというふうに感慨深くしてございます。 ただ、戻ってこられたとはいえ、コロナが全くなくなったわけではございませんので、今年の七夕まつりにつきましても、お越しいただいた方に安心して安全に楽しんでいただくよう、コロナ対策についてもしっかり取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。 そういった関係もあって、まだ昔のレベルまでいかないな、もう少し遊びたいなというふうに思われることもあるかもしれません。それにつきましては、願わくば来年以降、マスクが取れた時点での楽しみに取っておいていただいて、今年の7月28日からの4日間、うちのスタッフがいろんな条件、制限がある中で、何とか楽しんでもらおうということでいろんなアイデアを出してプログラムを組みましたので、それを御堪能いただければ幸いに存じます。 本日はどうもありがとうございました。 ○議長(八木丈之君) 活力創造部長、御発言ありがとうございました。 これより議事に入ります。 本日の議事日程はお手元に配付したとおりでありますので、これをもって御報告に代えます。 これより日程に入ります。 日程第1から日程第16まで、すなわち議案第47号から議案第60号まで並びに承認第4号及び承認第5号を一括議題といたします。 この際、各委員長から審査経過並びに結果の報告を求めます。 総務委員長長谷川八十君。     (総務委員長 長谷川八十君 登壇) ◆総務委員長長谷川八十君) おはようございます。 10日の本会議において付託されました諸案件につきましては、14日、委員会を開催し、審査いたしましたので、その主な経過並びに結果について御報告申し上げます。 初めに、議案第47号、一般会計補正予算の総務費中、文書管理費通信運搬費に関し、委員より、感染拡大防止のため町会長会議を中止したことに伴う資料の郵送料とのことだが、対面での説明会に近づけるため何か行ったことはあるのかとの質疑がありました。 これに対し、当局より、感染防止のため、市から出向くなどの対応は行っていないが、オンラインを活用した町内回覧や書面表決等の活用を紹介した冊子を新たに作成し、送付したとの答弁がありました。 さらに、委員より、町会長は、市と地域住民とのパイプ役でもあるので、しっかりと連携を図るよう意を用いられたいとの意見がありました。 また、他の委員より、町会長の成り手を見つけることが難しくなっている現状に配慮するため、町会長の負担軽減なども検討されたいとの意見がありました。 次に、同じく総務費中、庁舎維持費施設修繕料に関し、複数の委員より、本庁舎西の大型バス駐車場災害救援物資の一時保管場所として活用できる職員用駐輪場に改修するとのことだが、大きさや収容可能台数はどのくらいになるのか。また太陽光パネルはどのように設置するのかとの質疑がありました。 これに対し、当局より、建屋はバス駐車場の奥側に敷地全体の3分の2程度の大きさを想定しており、奥行きが12メートル、幅が8メートルほどの屋根、外壁がある建物を予定している。また、自転車の収容可能台数はおよそ100台を想定しており、屋根に太陽光パネルを設置する予定であるとの答弁がありました。 また、他の委員より、開庁時であれば、来庁者が駐輪することもできるのかとの質疑がありました。 これに対し、当局より、災害時の救援物資の一時保管場所としての利用を想定しており、緊急的に使用を制限する場合があるため、来庁者用の駐輪場としては予定していないとの答弁がありました。 また、他の委員より、夜間も発電した電気を使用できるよう、蓄電設備の設置も検討されたいとの要望がありました。 次に、消防費中、常備消防費事業用備品購入費に対し、委員より、今回、自動心臓マッサージシステム5セットを高規格救急車に配備するとのことだが、これまでの使用状況と効果について質疑がありました。 これに対し、当局より、自動心臓マッサージシステムは、令和2年3月に寄贈され、本署の救急車に積載されたものが既に稼働している。令和4年4月までに81件の心肺停止事案があり、そのうち42件で使用されている。揺れる救急車の中で心臓マッサージを正確に行うのは大変なこともあり、搬送時間が長い救急車に配備できれば効果があるとの答弁がありました。 さらに、委員より、現場から病院までが遠いところに配置されるとのことだが、具体的にどの地区になるのかとの質疑がありました。 これに対し、当局より、千秋、浅井西成、丹陽、萩原、葉栗の5つの救急隊を予定しているとの答弁がありました。 委員会としましては、議案第47号、本委員会関係分をはじめ付託関係各議案につきましては、採決の結果、全会一致をもっていずれも原案どおり可決、承認すべきものと決しました。 次に、従来からの継続審査案件であります請願書第5号、所得税法第56条の廃止を求める件、請願書第10号、公共施設等の使用料・手数料の引き下げを求める件、本委員会関係分、請願書12号、陽性者が出た小・中学校でのPCR検査を求める件につきましては、継続審査を求める意見と不採択を求める意見があり、採決の結果、いずれも賛成多数をもって引き続き閉会中の継続審査に付すべきものと決しました。 以上、御報告といたします。 ○議長(八木丈之君) 続きまして、福祉健康委員長高木宏昌君。     (福祉健康委員長 高木宏昌君 登壇) ◆福祉健康委員長高木宏昌君) 改めまして、おはようございます。 福祉健康委員会の報告をさせていただきます。 去る10日の本会議において付託されました諸案件につきましては、15日、委員会を開催し、審査いたしましたので、その主な経過並びに結果について御報告申し上げます。 初めに、議案第47号、一般会計補正予算の総務費中、戸籍住民登録費個人番号カード関連業務委託料に関し、委員より、マイナポイントの予約・申込み登録手続が困難な方に対し、申込みの操作支援問合せ対応をするとのことだが、マイナポイント第2弾の申込みが開始されると、担当窓口の混雑が予想されるが、どのような対応をされるのかとの質疑がございました。 これに対し、当局より、既に設置されている市役所本庁舎14階会議室に加えて、尾西庁舎木曽川庁舎特設窓口を開設するほか、コールセンターを設置して対応する予定であるとの答弁がありました。 さらに、委員より、スマートフォンやパソコンの操作に不慣れな働く世代の方もおられるので、土日での対応や出張所でのサポートを検討されたいとの要望がありました。 また、他の委員より、マイナンバー制度については、個人情報の漏えいリスクへの不安が拭い切れておらず、制度そのものを見直すべきと考えるため、関係予算を計上した本予算には賛成しかねるとの意思表示がありました。 次に、民生費中、高齢者の生きがいと健康づくり推進事業費消耗品費に関し、委員より、薬剤師会との連携により熱中症休憩所として協力してもらえる薬局に対し、表示旗を配布するとのことだが、業種を問わず拡大していくことも検討されたいとの要望がありました。 次に、衛生費中、健康増進対策費がん患者医療用ウィッグ等購入費助成事業に関し、複数の委員より、補助金の上限である2万円を超える部分について、市単独で補助する予定はないのかとの質疑がありました。 これに対し、当局より、この事業は県の補助事業を受けて実施するものであり、他市の多くが県の実施要領のとおり実施すると聞いている。県の補助も今年度スタートしたばかりであるため、今後県や他市の状況を注視してまいりたいとの答弁がありました。 また、他の委員より、使用しなくなったウィッグを有効活用してもらえる団体もあるため、こういったことも周知されたいとの要望がありました。 委員会としましては、議案第47号、本委員会関係分につきましては、採決の結果、賛成多数をもって、原案どおり可決すべきものと決しました。 また、他の付託関係各議案につきましては、採決の結果、全会一致をもって、いずれも原案どおり可決、承認すべきものと決しました。 次に、従来からの継続審査案件であります請願書第3号、国民健康保険税引き下げを求める件につきましては、継続審査を求める意見と採択を求める意見があり、採決の結果、賛成多数をもって引き続き閉会中の継続審査に付すべきものと決しました。 最後に、委員会の審査終了後、当局より、後期高齢者医療制度における一定所得以上の方の窓口負担割合の変更について、一宮市立市民病院における選定療養費の改定について、以上2件の報告がありましたことを申し添えます。 以上、報告といたします。 ○議長(八木丈之君) 続きまして、経済教育委員長島津秀典君。     (経済教育委員長 島津秀典君 登壇) ◆経済教育委員長島津秀典君) おはようございます。 経済教育委員会の報告をいたします。 10日の本会議において付託されました諸案件につきましては、16日、委員会を開催し、審査いたしましたので、その主な経過並びに結果について御報告申し上げます。 初めに、議案第47号、一般会計補正予算の衛生費中、塵芥処理費ごみボックス設置補助事業に関し、委員より、会計年度任用職員を1人追加で採用したとのことだが、なぜ年度途中での増員となったのかとの質疑がありました。 これに対し、当局より、当初は環境部内での応援対応を予定していたが、ごみボックス設置に係る町内会との事前協議を行うに当たり、集積場所に関しての知識や経験がある人が専従で必要であると判断をしたためであるとの答弁がありました。 また、他の委員より、現在多数の町内会が本補助事業事前協議申請を行っているが、申請受付から補助金の承認までに多くの日数を要しているとのことなので、少しでも早くごみボックスの設置ができるよう努められたいとの要望がありました。 次に、労働費中、労働諸費就職フェア特別開催事業に関し、委員より、新型コロナウイルス感染症の影響による離職者や就職氷河期世代を対象に、就職フェアを特別開催するとのことだが、コロナの影響による離職者は女性や外国人労働者も多いと思われるので、女性向けの就職あっせん外国人向けの通訳などの対応を行う予定はあるのかとの質疑がありました。 これに対し、当局より、今回は女性や外国人に特化した就職フェアは想定していないが、過去には仕事と子育ての両立ということで、女性を対象とした就職フェアを開催しているので、そういった要望が多く寄せられるのであれば検討してまいりたい。また、外国人については、市では対応が困難なこともあるため、ハローワークと協力して行っていくとともに、愛知県が外国人の就職に関する相談窓口を設けているため、外国人労働者への周知に努めてまいりたいとの答弁がありました。 次に、商工費中、商工業振興費買い物ラリー事業委託料に関し、委員より、100周年+1記念事業として、期間中に対象店舗で2万円以上の買物をした人を対象に、抽せんで1万人に記念品を贈呈するとあるが、応募はどのように行うのか。また、応募用紙の入手方法についての質疑がありました。 これに対し、当局より、応募用紙に複数店舗で購入したレシートや金額が分かるものを添付して応募してもらうことを想定している。また、応募用紙については、市ウェブサイトからダウンロードをしてもらうか、本庁舎及び各出張所など、市の関係機関にて配布することを想定しているとの答弁がありました。 さらに、委員より、高齢者などのデジタル弱者が対応できるよう、対象店舗応募用紙を配布することについて検討されたいとの要望がありました。 委員会としましては、議案第47号、本委員会関係分をはじめ付託関係各議案につきましては、採決の結果、いずれも全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、従来からの継続審査案件であります請願書第10号、公共施設等の使用料・手数料の引き下げを求める件、本委員会関係分につきましては、継続審査を求める意見と不採択を求める意見があり、採決の結果、賛成多数をもって引き続き閉会中の継続審査に付すべきものと決しました。 次に、従来からの継続審査案件であります請願書第11号、小・中学校の少人数学級を求める件につきましては、継続審査を求める意見と採択を求める意見があり、採決の結果、賛成多数をもって引き続き閉会中の継続審査に付すべきものと決しました。 次に、従来からの継続審査案件であります請願書第13号、「全国一律最低賃金制中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める件、請願書第16号、尾西児童図書館の再開を求める件及び請願書第20号、県立高校統廃合について意見書の採択を求める件につきましては、採決の結果、いずれも全会一致をもって引き続き閉会中の継続審査に付すべきものと決しました。 最後に、委員会の審査終了後、当局より、令和3年度エコアクション一宮調査報告について、土地利用に関する意向調査について、令和3年度指定管理者の事業の概要について、一般財団法人一宮学校給食会における給食食材費の二重振込みについて、以上4件の報告がありましたことを申し添えます。 以上、御報告といたします。 ○議長(八木丈之君) 続きまして、建設水道委員長西脇保廣君。     (建設水道委員長 西脇保廣君 登壇) ◆建設水道委員長西脇保廣君) おはようございます。 10日の本会議において付託されました諸案件につきましては、17日、委員会を開催し、審査いたしましたので、その主な経過並びに結果について御報告を申し上げます。 初めに、議案第47号、一般会計補正予算の土木費中、交通事業推進費の玉野駅駐輪場整備工事請負費に関し、委員より、駐輪場の利用者は主に名鉄玉野駅の利用者であることが想定されるため、駐輪場の整備費用を全額市が負担することに疑問を感じる。一部費用を名鉄に負担してもらうことはできないかとの質疑がありました。 これに対し、当局より、自転車などの駐車需要の著しい地域においては、市が駐輪場を設置するよう努力することが法令で義務づけられているが、名鉄にはこの義務がないため、費用負担の依頼や協議は行っていないとの答弁がありました。 また、他の複数の委員より、整備する駐輪場には屋根がないとのことだが、雨具を脱ぎ着できる場所が必要となるため、屋根の設置についても検討されたいとの要望がありました。 次に、同じく、土木費中、再開発費のまちなかウォーカブル推進事業委託料に関し、委員より、デジタルサイネージを活用し、まちなかのデジタルトランスフォーメーション化を進めるとのことだが、従来のデジタルサイネージとの違いは何かとの質疑がありました。 これに対し、当局より、従来のものは特定の効果を狙って事前に用意した情報や広告を表示するものであるが、今回整備するものは、多様なデジタル技術を活用して、収集したデータをリアルタイムに表示することで、広く、早く、周知することができるとの答弁がありました。 また、他の委員より、一宮市の玄関口にふさわしいにぎわいにするために、銀座通りの再整備のほか、地下駐車場などの整備について、中長期的な展望、構想の下、住みたくなるまち一宮を目指すことに意を用いられたいとの要望がありました。 次に、議案第52号、水道事業会計補正予算資本的支出中、配水管改良工事費に関し、委員より、令和5年度に施工を予定していた箇所を一部前倒しして施工するとのことだが、令和4年度の当初に予定していた箇所と1本の工事で発注することとした理由は何かとの質疑がありました。 これに対し、当局より、工事箇所の道路が狭く、施工時には車両の通行止めが必要となるが、工事を分割すると、隣接する工事請負業者間の工程調整が困難となるためであるとの答弁がありました。 また、他の委員より、継続的な工事は入札時の価格とその後の価格に開きが生じるケースも考えられる。国からも最新の取引価格に基づいた適正な工事価格の設定に留意するよう示されているので、工事価格の上昇により工事が滞ることがないよう、意を用いられたいとの要望がありました。 委員会といたしましては、議案第47号、本委員会関係分をはじめ付託関係各議案につきましては、採決の結果、全会一致をもっていずれも原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、御報告といたします。 ○議長(八木丈之君) ただいま各委員長から審査経過並びに結果の報告がありましたが、これに対し何か御質疑はありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 質疑もないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 通告により、順次発言を許します。 20番、彦坂和子さん。     (20番 彦坂和子君 登壇) ◆20番(彦坂和子君) おはようございます。 私は、議案第47号、令和4年度愛知県一宮市一般会計補正予算について、反対の立場から討論を行います。 まず、コロナ感染対策について、引き続き最前線で対応されている医療関係者はじめ教育、保育、介護など、各施設の従事者の方々に心より感謝を申し上げます。 今回の補正予算の中に、乳幼児期教育保育費給食食材等の高騰に伴い、公立保育園食材購入費の増額及び私立保育園等食材購入費に対する補助金の予算があり、4月から9月分まで行うというもので、もちろん賛成ですが、今後物価高騰の懸念があり、引き続き対策の検討をよろしくお願いいたします。 さて、市民税費税証明コンビニ交付システム導入業務委託料2,745万6,000円があります。マイナンバーカードを利用して全国のコンビニ所得課税非課税の証明書が取れるようにするためで、現在住民票や印鑑証明等コンビニ交付サービス提供に使用している証明書発行サーバーに市民税のデータを連携するなどの改修を行うというものです。 さらに、戸籍住民登録費総合行政システム基盤住基系戸籍管理システム改修委託料1,567万9,000円があります。戸籍事務へのマイナンバー制度導入に向けたシステム改修を行うもの、社会保障・税番号制度システム整備費補助金を使い、マイナンバーカードを使って処理できるようにシステムを拡大するもの、ネットワークを使って戸籍を全国どこの自治体でも取れるように改修するものということで委託先は富士通ジャパンです。そして、戸籍住民登録費個人番号カード関連業務委託料5,963万9,000円があります。マイナンバーカード関連ということで、マイナポイント事業の第2弾として、マイナポイントの予約や申込み、健康保険証の登録、公金受取口座の登録について操作方法が分からない市民、スマートフォンやパソコンを持っていない市民に対して、市が操作の支援や問合せに対応するための予算です。6月30日からマイナポイントの制度が始まる予定で、一人でも多くの住民がマイナポイントを利用できるようになることが目的です。 マイナンバー制度は、国内で住民登録している全員に生涯変わらない12桁の番号を割り振り、社会保障や税の情報を国が一括管理するものです。2016年1月からは、希望者に対し、顔写真やICチップの入ったマイナンバーカードを交付しています。カードの交付率は2022年5月末現在、一宮市は41.8%、県は44.5%、国は44.7%と、4割を超えた状況です。政府が国民1人1人に生涯変わらない番号をつけ、多くの分野の個人情報をひもづけして利用できるようにすること自体、プライバシー権の侵害の危険を持つ重大な問題ではないでしょうか。 そして、政府は、2022年度末までに全ての国民が取得できるようにすることを目標にしており、一宮市もその方向で動いています。政府は、国民がカードを使わざるを得ない状況をつくり出すため、2021年からマイナンバーカードを健康保険証としても使用可能とするなどの健康保険法改正法、戸籍事務マイナンバー制度を結びつける戸籍法の改正、行政の手続や業務に用いる情報を紙からデジタルデータに転換し、オンライン化を原則とするデジタル法を2019年の通常国会で成立をさせました。 そして、普及促進のため2021年度の補正では、マイナポイント第2弾に1兆8,134億円をつぎ込み、市町村による申請促進の宣伝単価や交付や申請センター設置経費補助金の増額、そして国主体の広報やイベント関連開催の費用、2022年度の予算では市町村へマイナンバーカード交付事務費補助金616億円など、巨額の経費を計上しています。 さらに、政府はマイナンバー制度の仕組みを拡大しようとしています。現在マイナンバーは社会保障、税、災害対策の3分野のみ導入していますが、他の分野にも広げる法の改正を2023年に行うことを検討しており、マイナンバー制度の仕組みの拡大を進める考えだと言われています。さらなる個人情報の集積により、個人情報の漏えいの危険は高まっていくのではないでしょうか。 もともと国民の税社会保障情報を一元的に管理する共通番号の導入を求めてきたのは、財界でした。日本経団連は、2000年代から各人が納めた税や保険料の額と社会保障として給付された額を比較できるようにして、この人は負担に比べ給付が厚過ぎるなどとして、医療や介護、福祉などの給付を削減していくことを提案してきました。制度そのものの存続の是非を含めて立ち止まって見直すときと考え、マイナンバー関連の予算は認められません。 以上で議案第47号に対する日本共産党一宮市議会の反対討論を終わります。 ○議長(八木丈之君) 続きまして、25番、則竹安郎君。     (25番 則竹安郎君 登壇) ◆25番(則竹安郎君) 私は、議案第47号、令和4年度一宮市一般会計補正予算をはじめとする全ての議案につきまして、令和会を代表いたしまして、賛成する立場から討論をいたします。 今回の補正予算も国からの新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などを活用し、様々なコロナ対策の経費が計上されております。その中でも、不安定な世界情勢などによる最近の食料品などの価格高騰への対策として、保護者の負担を増やすことなく給食が提供できるよう、保育園や学校の給食食材の購入費用に対する補助が盛り込まれております。多くの子育て世帯は、コロナで家計に影響を受け、さらに物価高騰で厳しい状況にあります。子育て世帯生活支援特別給付金をはじめ経済的な不安を抱える子育て世帯に対する支援策を迅速に示していただきましたことにつきましては、感謝を申し上げます。 また、行動制限の緩和により、人の動きが活発になることが見込まれますが、地域経済の活性化策として、市内店舗での買物を奨励する買い物ラリー事業、そして駅周辺にコロナの情報や混雑状況などを表示するデジタルサイネージを設置し、まちなかのにぎわいを創出するとともに、感染予防にも取り組む経費など、ウィズコロナ、アフターコロナを見据え、必要な施策がしっかりと計上されております。 コロナ関連以外では、新規事業としてがん患者の方が医療用ウィッグなどを購入した費用の一部を補助する経費が計上されております。がん患者の方の経済的負担が少しでも軽減され、前向きに生活されていく一助となるよう期待をいたしております。 また、国際芸術祭「あいち2022」の地元学生の作品が展示できる会場の設置やイベントのPR経費も計上されています。全国から訪れる皆様に一宮市を知っていただき、そして一宮の魅力を感じていただけるよう、開催に向けて引き続き準備を進めていただきますようお願いをいたします。私どもも国際芸術祭が成功するよう、しっかりと支援をしてまいりたいと思っております。 るる申し上げましたが、以上のことから議案第47号、令和4年度愛知県一宮市一般会計補正予算をはじめとする全ての議案について、強く賛成の意思を表明し、賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(八木丈之君) 続きまして、18番、中村かずひと君。     (18番 中村かずひと君 登壇) ◆18番(中村かずひと君) おはようございます。 私は、新緑風会を代表し、議案第47号、令和4年度愛知県一宮市一般会計補正予算につきまして、賛成する立場から討論いたします。 一宮市が発表する新型コロナウイルス感染症の感染者数は、一時期より減少し、1日当たり100人を下回る中、6月議会における議案審議が行われました。引き続き新型コロナの感染者発表数が減少していき、収束していくことを願っています。 そんな中、社会情勢の変容による物価高騰という喫緊の新たな課題にも直面しております。これらの社会情勢の変容に柔軟に対応したまちづくりを進めていかなければならないと、私たちは考えております。 令和4年度一宮市一般会計補正予算においては、物価高騰を踏まえた市民の負担軽減に向けた新たな事業などの経費などが盛り込まれていました。これらの事業は、生活者、納税者、消費者、働く者の生活基盤の維持のために必要であり、社会情勢の変容に対応した事業の迅速な準備に感謝の意を伝えつつ、今後も誰も取り残されない社会の実現に向けて課題の抽出、さらなる事業実施に向けての取組をお願いいたします。 これ以外にも、コロナ禍による生活変容による新たな駐輪場スペース確保のため、本庁舎大型バス駐車場災害救援物資の一時保管場所等として活用できる職員用駐車場への変更に関する予算も盛り込まれていました。市管理施設が有効に活用され、市職員の働きやすい環境整備が進むことに感謝しつつ、改めて市職員の公共サービス提供体制の向上のため、現状の内部統制を確認し、職員の立ち居振る舞い及び市民への適正な説明等を含めた職員の勤務姿勢について御留意いただけますようお願いいたします。 また、薬局における熱中症休憩所の表示旗に関する予算も盛り込まれていました。熱中症をはじめとする重度な体調不良が現れる前の予防を意識した事業の実施は、医療費抑制、介護負担軽減にもなることが期待されます。健康都市一宮に向けた新たな取組の開始となり、予算計上されたことに感謝いたします。 一方、今回は医療提供施設である薬局における実施であり、利用促進のための市民への周知徹底及び事業実施の効果検証を行っていただきたい。また、熱中症リスクの軽減はもちろん、今後さらなる健康増進施策充実に向けての取組の加速をお願いいたします。 また、熱中症対策として、状況に応じたマスクの着脱についての周知徹底についても要望させていただきます。 さらに、100+1日間買い物ラリー事業やまちなかウォーカブル推進事業に関する予算も盛り込まれておりました。一宮市内における経済循環を促すためには必要であり、今後経済の好循環を多くの市民が体感できる事業展開となるように最善を尽くしてください。 最後に、重ねてですが、コロナ禍及び世界情勢の変容にて、市民生活も変わりました。それに伴い市に求められる市民ニーズも変わりつつあります。スクラップ・アンド・ビルドは私たちの好きな言葉でもあります。今この市民生活の変容を踏まえて、一宮市が行っている事業を再度見直し、まだここにない政策の必要性も検討するなど、引き続きたゆまぬスクラップ・アンド・ビルドの実施をお願いいたします。 るる申し上げましたが、以上のことなどから、私たちは議案第47号、令和4年度愛知県一宮市一般会計補正予算をはじめとする全ての議案について賛成の意思を表明し、賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(八木丈之君) 討論も尽きたようでありますので、これをもって討論を終結いたします。 これより直ちに採決いたします。 初めに、議案第47号について採決いたします。 本議案は表決システムにより採決いたします。 原案どおり可決するに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンをそれぞれ押してください。 押し忘れはありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) なしと認め、確定いたします。 賛成多数と認めます。よって、議案第47号は原案どおり可決されました。 次に、議案第48号から議案第60号に至る各議案について、原案どおり可決するに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって、議案第48号から議案第60号に至る各議案は原案どおり可決されました。 次に、承認第4号及び承認第5号について、承認するに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって、承認第4号及び承認第5号は承認されました。 日程第17、請願書第21号を議題といたします。 お手元に配付したとおり、経済教育委員長及び建設水道委員長より、請願書審査結果報告書が提出されましたので、御報告いたします。 ……………………………………………………………………………………………………               請願書審査結果報告書◯経済教育委員会請願書第21号 千秋町浅野羽根地域に計画されている巨大物流倉庫建設中止を求める件(1の「、都市計画法」を除く要旨)提出者 住所氏名一宮市千秋町浅野羽根字北斎宮寺2489-27  浅野羽根地域住民の生活環境を守る会  代表者 朝井哲二  外1,195名要旨1 千秋町浅野羽根地域に計画されている物流倉庫の建設は、都市計画法、農地法などの趣旨に反するので、市は許可をしないようにされたい。審査結果不採択◯建設水道委員会請願書第21号 千秋町浅野羽根地域に計画されている巨大物流倉庫建設中止を求める件(1の「、農地法」を除く要旨)提出者
    住所氏名一宮市千秋町浅野羽根字北斎宮寺2489-27  浅野羽根地域住民の生活環境を守る会  代表者 朝井哲二  外1,195名要旨1 千秋町浅野羽根地域に計画されている物流倉庫の建設は、都市計画法、農地法などの趣旨に反するので、市は許可をしないようにされたい。審査結果不採択 …………………………………………………………………………………………………… ○議長(八木丈之君) この際、各委員長から補足説明を求めます。 最初に、経済教育委員長島津秀典君。     (経済教育委員長 島津秀典君 登壇) ◆経済教育委員長島津秀典君) 請願書第21号、千秋町浅野羽根地域に計画されている巨大物流倉庫建設中止を求める件、本委員会関係分につきましては、16日、委員会を開催し、審査いたしましたので、その主な経過並びに結果について補足説明を申し上げます。 本請願の要旨は、お手元に配付いたしました請願書審査結果報告書に記載のとおりであります。 審査に当たり、複数の委員より、これから審査をする事業者もあり、今後の動向を見守りたいため、本請願については継続審査にすべきとの意見がありました。一方、他の複数の委員より、市の許可基準に合致し、許可していることから、本請願の願意には沿いかねるとの意見がありました。 委員会としましては、まず継続審査について採決したところ賛成少数となり、継続審査を否決しました。その後、直ちに願意について採決した結果、賛成者はなく、不採択にすべきものと決しました。 以上、補足説明といたします。 ○議長(八木丈之君) 続きまして、建設水道委員長西脇保廣君。     (建設水道委員長 西脇保廣君 登壇) ◆建設水道委員長西脇保廣君) 請願書第21号、千秋町浅野羽根地域に計画されている巨大物流倉庫建設中止を求める件、本委員会関係分につきましては、17日、委員会を開催し、審査いたしましたので、その主な経過並びに結果について補足説明を申し上げます。 本請願の要旨は、お手元に配付いたしました請願書審査結果報告書に記載のとおりであります。 審査に当たり、複数の委員より、今後も地域住民の理解を得るよう企業への働きかけが必要と考えるため、本請願については継続審査にすべきであるとの意見がありました。 一方、他の複数の委員より、倉庫建設を計画している1社に対し、慎重に審議を尽くした上で、開発許可が既に出されている。よって、本請願の願意には沿いかねるとの意見がありました。 委員会といたしましては、まず、継続審査について採決したところ、賛成少数となり、継続審査を否決いたしました。その後、直ちに願意について採決した結果、賛成者はなく、不採択にすべきものと決しました。 以上、補足説明といたします。 ○議長(八木丈之君) ただいま経済教育委員長及び建設水道委員長から補足説明がありました。これに対し、何か御質疑ありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) 質疑もないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 通告により発言を許します。 20番、彦坂和子さん。     (20番 彦坂和子君 登壇) ◆20番(彦坂和子君) 私は、請願書第21号、千秋町浅野羽根地域に計画されている巨大物流倉庫建設中止を求める件について、賛成の立場から討論を行います。 請願の趣旨は、2つの会社が千秋町浅野羽根地域に建設を計画している24時間稼働の物流倉庫は、周辺住民の生活に甚大な被害を及ぼすため、建設中止を求めるものです。 市内では、多くの住民が住む住宅地の近くで、これまで物流倉庫が建設された例はありません。千秋町浅野羽根地域に2つの会社が合計で3万3,000平方メートルの水田を埋め立てて、高さ17メートル以上の倉庫をそれぞれ建設する予定です。開発計画予定地の周辺地域では、多くの住民が水害の危険の増大、騒音や振動による健康被害が心配と、倉庫建設反対の意思を示しています。 今年1月、地域では、浅野羽根地域住民の生活環境を守る会が結成され、1月には市議会に建設反対の陳情書と署名を提出されました。そして3月市議会に建設中止を求める請願書が1,195名の署名を添えて提出されました。5月11日、市長宛てに許可しないことを求める陳情書を提出していますが、市長からの回答はありませんでした。そして、5月24日、住民の強い反対を押し切って市が1社に対して物流倉庫建設に開発許可を出したことについて、住民は6月7日、不服審査請求書を提出しました。 地域では、市が許可したことについて、怒りが大きく広がっています。この地域は市が作成した防災マップで3メートルから5メートルの浸水想定地域です。過去に度々水害が起きており、2004年7月10日には、浸水被害が発生し、水田から道路や家屋にまで水があふれました。埋立て予定地の水田は西側道路や飲食店の敷地南側の道路より約1メートル低くなっており、東側の住宅街に降った雨を含めて周辺に降った雨をためることで、天然の調整池の役割を果たしてきました。保水能力が大きい広大な水田を埋めれば、水害の危険はさらに増大し、地域住民の生命、安全な生活、財産が守られないということになります。倉庫建設により地下の調整池も計画されていますが、その保水能力は埋め立てられる水田の保水能力には匹敵もせず、規模や場所、埋立て方法を変更しなければ将来の浸水被害を止めることはできないと考えます。 一宮市都市計画マスタープランでは、千秋町について浸水リスクの低減に向け、貯留施設の整備を検討しますとか、貯水機能などの防災機能を有する優良農地の保全を図りますなどとされており、優良農地の貯水機能が重視されています。 また、一宮市治水総合計画など、市の都市計画で農地の保全による貯留保水機能による侵害被害防止が重視もされています。 建設予定地の広大な水田を埋め立てることで、どの程度の貯留や保水機能が失われるのか、また開発事業者が行う予定の浸水対策の内容や貯留保水機能が失われることで、周辺の住宅街に対して貯留保水機能の喪失により、浸水被害が生じる可能性がどの程度あるのかなど、過去の浸水被害の状況も踏まえて、実質的な審査、シミュレーションが行われてはいません。 騒音や振動による健康被害についてですが、開発事業者の物流倉庫は24時間稼働する計画であり、倉庫での荷物の積み下ろしやトラックの騒音、光、振動による住民への健康被害が強く懸念されます。さらに、この倉庫は冷凍、冷蔵倉庫で冷凍、冷蔵のための室外機の騒音や冷凍、冷蔵トラックの騒音は、通常のトラックより大きく、住民への健康に重大な健康被害を与えると考えます。 また、県道浅野羽根岩倉線、その北側の住宅地の真ん中を通る市道をトラックが出入りし、通行することになっています。この道路は、千秋南小学校、千秋中学校、大成中学や高校、県立一宮南高校の学童や学生の通学路になっています。交通量の増加やトラックの出入りなどで視界が悪くなり、交通事故の増大など、子供たちや住民への安全など懸念もされます。 24時間稼働で住民が眠っている深夜も、トラックや通勤する車が住宅地の中を走行することで、住民の不安はますます高まっています。 開発予定地は水田であり、農業振興地域で農振除外が必要となります。一宮市農業振興地域整備計画書で安易な農用地域からの除外は極力抑制し、農業生産の基盤となる優良農地の確保や保全に努めるとしています。 今回の開発予定地の水田は、農用地区域、通称青地と言われていますが、その中にある優良農地で、実際に営農もされている場所です。あえて、農振除外をしてまで開発をすべきではないと考えます。 また、今日本の食料自給率は約40%で、農地を守ることはとても重要だと考えます。農地法第1条で、この法律は国内の農業生産の基盤である農地が現在及び将来における国民のための限られた資源であり、かつ地域の重要な役割をも踏まえつつ、国民に対する食料の安定供給の確保に資することを目的とするとしています。市は、その立場に立つことが求められているのではないでしょうか。 市は何よりも住民の命や財産を守り、住民の安全、安心な生活環境を守ることを最優先にすべきと考えます。そして議会は、倉庫建設は中止してほしいというこの多くの住民の声をしっかり聞くべきと考えます。 以上の立場から請願書第21号についての賛成討論を終わります。 ○議長(八木丈之君) 討論も尽きたようでありますので、これをもって討論を終結いたします。 これより表決システムにより採決をいたします。 請願書第21号について、採択するに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンをそれぞれ押してください。 押し忘れはありませんか。     (発言する者なし) なしと認め、確定いたします。 賛成少数と認めます。よって、請願書第21号は不採択とすることに決しました。 日程第18、委員会提出議案第3号を議題といたします。 お手元に配付したとおり、議案が提出されましたので、御報告いたします。 ……………………………………………………………………………………………………                             委員会提出議案第3号   家庭教育支援法の早期制定を求める意見書 家庭教育の支援に関する施策の総合的な推進を図るため、家庭教育支援法を制定するよう、地方自治法第99条の規定により、国に対し意見書を提出する。  令和4年6月23日提出                             議会運営委員会                              委員長 浅井俊彦  提案理由 家庭教育の支援に関する施策の総合的な推進を図るため、家庭教育支援法を制定するよう、会議規則第13条第2項の規定に基づき、本案を提出する。   家庭教育支援法の早期制定を求める意見書 今日、核家族化の進行と地域社会の絆の希薄化など、家庭をめぐる社会的な変化は著しく、子供に対する過保護、過干渉、放任など、家庭教育力の低下が強く指摘され、極めて憂慮されるところとなっている。 警察庁の発表によると、児童虐待事件の検挙件数は年々増加し、令和3年は2,174件に上るなど一層深刻さを増しており、このような状況は一刻も早く解決されなければならない。 現在、児童福祉法や児童虐待防止法の改正など、後を絶たない児童虐待問題への対策が強化されているものの、より本質的な解決が求められている。 子供たちの福祉の原点は、親の愛情が約束された安定した生育環境の家庭にこそあるが、若い世代の父親・母親の中には、人間関係の希薄化した社会に置かれ、子育て中に孤立してしまう状況も増えており、行政による積極的な家庭教育への支援とともに、家庭教育力の向上が急務となっている。 未来社会の担い手である子供たちを健やかに育む家庭は、社会と国の基本単位であり、家庭倫理が社会倫理の基盤となるとともに、教育基本法第10条は、父母等の保護者は、子の教育について第一義的責任を有し、国及び地方公共団体は、家庭教育の自主性を尊重しつつ、保護者に対する学習の機会及び情報の提供等の家庭教育を支援するために必要な施策を講ずるよう努めなければならないと規定している。 よって、国におかれては、家庭教育の支援に関する施策の総合的な推進を図るため、家庭教育支援法を制定されるよう強く求める。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。   令和4年6月23日                                  一宮市議会提出先 内閣総理大臣 文部科学大臣 厚生労働大臣 衆議院議長 参議院議長 …………………………………………………………………………………………………… ○議長(八木丈之君) お諮りいたします。 本議案については、提案理由の説明を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 これより質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。 本議案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたします。 これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結し、これより直ちに採決いたします。 委員会提出議案第3号について、原案どおり可決するに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって、委員会提出議案第3号は原案どおり可決いたしました。 なお、意見書は後刻、各関係方面へ提出いたします。 続いて、日程第19、継続審査についてを議題といたします。 お手元に配付したとおり、各委員長から閉会中継続審査申出書が提出されましたので、御報告いたします。 ……………………………………………………………………………………………………                              令和4年6月23日一宮市議会 議長 八木丈之様                             総務委員会                              委員長 長谷川八十           閉会中継続審査申出書 本委員会審査中の事件のうち、下記事件については閉会中もなお継続審査すべきものと決しましたので申し出ます。                 記 1 請願書第5号 所得税法第56条の廃止を求める件 2 請願書第10号 公共施設等の使用料・手数料の引き下げを求める件(関係分) 3 請願書第12号 陽性者が出た小・中学校でのPCR検査を求める件 ……………………………………………………………………………………………………                              令和4年6月23日一宮市議会 議長 八木丈之様                             福祉健康委員会                              委員長 高木宏昌           閉会中継続審査申出書 本委員会審査中の事件のうち、下記事件については閉会中もなお継続審査すべきものと決しましたので申し出ます。                 記 1 請願書第3号 国民健康保険税引き下げを求める件 ……………………………………………………………………………………………………                              令和4年6月23日一宮市議会 議長 八木丈之様                             経済教育委員会                              委員長 島津秀典           閉会中継続審査申出書 本委員会審査中の事件のうち、下記事件については閉会中もなお継続審査すべきものと決しましたので申し出ます。                 記 1 請願書第10号 公共施設等の使用料・手数料の引き下げを求める件(関係分) 2 請願書第11号 小・中学校の少人数学級を求める件 3 請願書第13号 「全国一律最低賃金制中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める件 4 請願書第16号 尾西児童図書館の再開を求める件 5 請願書第20号 県立高校統廃合について意見書の採択を求める件 …………………………………………………………………………………………………… ○議長(八木丈之君) これより順次、表決システムにより採決をいたします。 初めに、請願書第5号について、閉会中継続審査に付することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンをそれぞれ押してください。 押し忘れはありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) なしと認め、確定いたします。 賛成多数と認めます。よって、さよう決しました。 次に、請願書第10号について、閉会中継続審査に付することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンをそれぞれ押してください。 押し忘れはありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) なしと認め、確定いたします。 賛成多数と認めます。よって、さよう決しました。 次に、請願書第12号について、閉会中継続審査に付することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンをそれぞれ押してください。 押し忘れはありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) なしと認め、確定いたします。 賛成多数と認めます。よって、さよう決しました。 次に、請願書第3号について、閉会中継続審査に付することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンをそれぞれ押してください。 押し忘れはありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) なしと認め、確定いたします。 賛成多数と認めます。よって、さよう決しました。 次に、請願書第11号について、閉会中継続審査に付することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンをそれぞれ押してください。 押し忘れはありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) なしと認め、確定いたします。 賛成多数と認めます。よって、さよう決しました。 次に、請願書第13号について、閉会中継続審査に付することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンをそれぞれ押してください。 押し忘れはありませんか。     (発言する者なし) 押し忘れはないようです。なしと認め、確定いたします。 賛成多数と認めます。よって、さよう決しました。 次に、請願書第16号について、閉会中継続審査に付することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンをそれぞれ押してください。 押し忘れはありませんか。     (発言する者なし) 押し忘れがないようです。なしと認め、確定いたします。 賛成多数と認めます。よって、さよう決しました。 次に、請願書第20号について、閉会中継続審査に付することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンをそれぞれ押してください。 押し忘れはありませんか。     (発言する者なし) 押し忘れはないようです。なしと認め、確定いたします。 賛成多数と認めます。よって、さよう決しました。 続いて、日程第20及び日程第21、すなわち諮問第1号及び諮問第2号を一括議題といたします。 当局からの提案理由の説明を求めます。 ◎市長(中野正康君) お願いいたします人事案件は、任期満了に伴う人権擁護委員の候補者の推薦につきまして議会の意見を求めるものでございます。 お二方おいでになりますので、順次お名前を申し上げます。 諮問第1号、氏名、鵜飼正和氏、諮問第2号、氏名、尾中法氏、お二人に関する情報は、お手元に配付の資料を御覧ください。 よろしくお願いいたします。 ○議長(八木丈之君) これより質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 諮問第1号及び諮問第2号の各議案については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結し、これより直ちに採決いたします。 諮問第1号及び諮問第2号の各議案について同意することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって、諮問第1号及び諮問第2号の各議案は同意することに決しました。 続きまして、日程第22、議席の一部変更についてを議題といたします。 お諮りいたします。 議席の一部変更については、お手元に配付してあります議席変更一覧表のとおり変更いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 ……………………………………………………………………………………………………          議席変更一覧表議員氏名議席番号議員氏名議席番号変更前変更後変更前変更後柴田雄二2726平松邦江2827西脇保廣2928高木宏昌2629 …………………………………………………………………………………………………… ○議長(八木丈之君) 以上をもちまして、本日の日程は全て議了いたしました。 よって、今期定例市議会はこれをもって閉会いたします。                            午前10時50分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。      議長     八木丈之      副議長    森 利明      署名議員   浅井俊彦      署名議員   京極扶美子...