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11月21日-22号

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  1. 名古屋市議会 2018-11-21
    11月21日-22号


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    平成30年 11月 定例会               議事日程        平成30年11月21日(水曜日)午前11時開議第1 会期に関する件    ---------------------------第2 平成30年第126号議案 名古屋市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の一部改正について第3 同 第127号議案 職員の給与に関する条例の一部改正について第4 同 第128号議案 名古屋市障害のある人もない人も共に生きるための障害者差別解消推進条例の制定について第5 同 第129号議案 名古屋市地区計画等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について第6 同 第130号議案 平成30年度名古屋市一般会計補正予算(第5号)第7 同 第131号議案 平成30年度名古屋市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)第8 同 第132号議案 平成30年度名古屋市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)第9 同 第133号議案 平成30年度名古屋市介護保険特別会計補正予算(第1号)第10 同 第134号議案 平成30年度名古屋市土地区画整理組合貸付金特別会計補正予算(第1号)第11 同 第135号議案 平成30年度名古屋市基金特別会計補正予算(第4号)第12 同 第136号議案 平成30年度名古屋市公債特別会計補正予算(第1号)第13 同 第137号議案 財産の取得について第14 同 第138号議案 財産の処分について第15 同 第139号議案 指定管理者の指定について第16 同 第140号議案 指定管理者の指定について第17 同 第141号議案 当せん金付証票の発売について    ---------------------------   出席議員    浅野 有君     吉田 茂君    北野よしはる君   浅井正仁君    松井よしのり君   小出昭司君    岩本たかひろ君   くにまさ直記君    日比美咲君     塚本つよし君    森 ともお君    松本まもる君    橋本ひろき君    近藤和博君    沢田晃一君     佐藤健一君    西山あさみ君    藤井ひろき君    青木ともこ君    柴田民雄君    佐藤あつし君    高木善英君    手塚将之君     鎌倉安男君    高橋ゆうすけ君   うえぞの晋介君    山田昌弘君     金庭宜雄君    服部しんのすけ君  西川ひさし君    ふじた和秀君    坂野公壽君    中里高之君     丹羽ひろし君    藤沢ただまさ君   中川貴元君    中田ちづこ君    岡本善博君    横井利明君     伊神邦彦君    渡辺義郎君     小川としゆき君    服部将也君     斎藤まこと君    加藤一登君     うかい春美君    田中里佳君     おくむら文洋君    久野浩平君     長谷川由美子君    小林祥子君     福田誠治君    三輪芳裕君     さいとう愛子君    岡田ゆき子君    くれまつ順子君    山口清明君     田口一登君    大村光子君     鈴木孝之君    浅井康正君     鹿島としあき君    増田成美君     さはしあこ君    土居よしもと君   中村 満君    田山宏之君     江上博之君    岡本やすひろ君   田辺雄一君    斉藤たかお君    成田たかゆき君    木下 優君   欠席議員    ばばのりこ君    ---------------------------   出席説明員市長          河村たかし君  副市長         堀場和夫君副市長         伊東恵美子君  副市長         廣澤一郎君会計管理者       大島尚美君   防災危機管理局長    酒井康宏君市長室長        鈴木誠二君   総務局長        山本正雄君財政局長        飯田 貢君   市民経済局長      中田英雄君観光文化交流局長    渡邊正則君   環境局長        水野裕之君健康福祉局長      杉山 勝君   子ども青少年局長    海野稔博君住宅都市局長      光安達也君   緑政土木局長      山田 淳君会計室次長       植村信一君   防災危機管理局総務課長 芦刈康宏君市長室次長       柄澤克彦君   総務局総務課長     吉木 彰君財政局財政部財政課長  高田克己君   市民経済局総務課長   佐治独歩君観光文化交流局総務課長 伊藤 毅君   環境局総務課長     村松直樹君健康福祉局総務課長   佐藤誠司君   子ども青少年局総務課長 三宅 眞君住宅都市局総務課長   木下隆文君   緑政土木局総務課長   小島康裕君    ---------------------------上下水道局長      宮村喜明君   上下水道局総務部総務課長                                蛭川賢之君    ---------------------------交通局長        光田清美君   交通局営業本部総務部総務課長                                飯田真由美君    ---------------------------病院局長        大原弘隆君   病院局管理部総務課長  奥村仁史君    ---------------------------消防長         木全誠一君   消防局総務部総務課長  松永陽一君    ---------------------------監査委員        黒川和博君   監査事務局長      千田博之君    ---------------------------選挙管理委員会委員   高木輝雄君   選挙管理委員会事務局長 青木康邦君    ---------------------------教育長         杉崎正美君   教育委員会事務局総務部総務課長                                百合草和善君    ---------------------------人事委員会委員     西部啓一君   人事委員会事務局長   竹市俊之君    ---------------------------          平成30年11月21日 午前11時1分開会 ○議長(坂野公壽君) ただいまより定例会を開会いたします。 最初に、諸般の御報告をいたしておきます。 市長より報告第49号より第57号までの9件が提出されております。 詳細は、既にお手元に送付してあります。 これより本日の会議を開きます。 本日の会議録署名者にはうかい春美君、さいとう愛子君の御両君にお願いいたします。 市会公報第60号でお知らせいたしましたとおり、陳情第17号「天白公園のデイキャンプ場排水処理改善を求める件」初め3件を受理しましたので、会議規則第60条の規定により所管の常任委員会に送付いたします。 なお、各件の審査に当たっては、市会閉会中も委員会を開会できるようにいたしまして御異議ありませんか。    〔「異議なし」〕 ○議長(坂野公壽君) 御異議なしと認めて、さよう取り計らいます。 これより日程に入ります。 最初に、日程第1「会期に関する件」についてお諮りいたします。 今回の会期は、21日間といたしたいと存じますが、御異議ありませんか。    〔「異議なし」〕 ○議長(坂野公壽君) 御異議なしと認めて、さよう決定いたします。 次に、日程第2より第17まで、すなわち第126号議案「名古屋市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の一部改正について」より第141号議案「当せん金付証票の発売について」まで、以上16件を一括議題に供します。 この場合、市長より提案説明を求めます。    〔市長河村たかし君登壇〕 ◎市長(河村たかし君) おはようございます。 本日、11月定例会が開催されるに当たり、ただいま議題に供せられました諸案件の説明に先立ちまして、市政運営に関し、若干私の思うところを申し述べさせていただきます。 まず最初に、ちょっときのうのことですので、原稿には間に合いませんでしたので、そこには書いてありませんけど、きのう、岩手県奥州市に行きまして、月山松という樹齢400年、400年間、月山松を守る会の皆さん、それから奥州市の皆さん、それから岩手県の皆さんが大変大事にされてきた、松くい虫とか雷とか大風なんかにも耐えてきた物すごい松ですわ、行きましたら。その命をお預かりすることができまして、今度は名古屋で、名古屋城のお城で最低1,000年は生きていただこう、ということができました。やっぱり木造建築というのはすごいなと、これ、木というのはもう一回生き返るんですね、ということができました。 月山松を守る会の会長さんは--大石会長さんというんですけど--ほっとしていると、月山松が一番の舞台で生き返ると、送り出したのは私たちの誇りと話しておられまして、私も大分ほかの関係者の方と話しましたけど、一番うれしかったのは、向こうというとおかしいですけど、月山松を守る会から、奥州市の皆さん、岩手県は副知事さんがおみえになっておりましたけど、大変に名古屋城に行くということを誇りに思っておられまして、喜んでおられたと。私どもも本当に大事にしますからと、400年間守ってきたというのは大変なことですから、そう言ってまいりましたので、まず御報告というか、この壇上から岩手県の皆さん、奥州市の皆さん、月山松を守る会の皆さんに深く御礼を申し述べたいと思います。サンキュー・ベリー・マッチということでございます。 皆さんでぜひ、名古屋のお城を1,000年大事にしていこうと、国宝1号でございましたので。(「もうそろそろ提案説明に戻ってください」と呼ぶ者あり)もう一回国宝になるように皆さんで頑張っていこうと、こう思っております。(「もうそろそろ戻ってください」と呼ぶ者あり)はい。 それでは、先般、国や地方の行政機関における障害者、ちなみに「がい」の表記に関しては古くから議論があります。僕は変えたほうがいいと思うんですけど。英語で言いますと、ディスエーブルとかチャレンジドということで、いろいろ害というイメージからは切り離すような表現をしておりますけれども、厚生省の審議会というか会議なんかでは、呼び方よりも内容だということでそのままいっておりますけど、やっぱりこういうことは結構大きいもので、僕は変えたほうがいいと思っておりますが。障害者の雇用水増し問題が、マスメディアにおいて大きく報道されました。 厚生労働省が先月公表しました再調査結果によれば、国、地方を合わせた不適切算入者数は、昨年6月1日時点で7,200人を超え、極めて深刻でございます。民間事業者の皆様がさまざまなサポートや工夫をされて法定雇用率達成に努められる中、それを先導すべき行政におけるこうした事態は言語道断で、まことに遺憾に思います。 本市におきましては、もともと障害のない方を計上していたケースはございませんけれども、雇用率の算定誤りなどがあったことは事実でございまして、今後は障害者情報の確実な把握に努めるとともに、全庁的に法定雇用率を継続して上回ることができるよう、さらなる障害者雇用の促進に取り組んでまいる所存でございます。 この原稿では「がい」は平仮名で書いてありますので、速記者の方も平仮名で書いておいてください。 ところで、こうした事業主に対し、一定割合以上の障害者雇用を義務づける我が国の制度は、障害の有無による取り扱いの差異を前提としており、事業主が障害のある方への仕事を切り出し、体制を整えた上で受け入れるスタイルが一般的であると言われております。 この制度によれば、確かに障害者雇用率の向上を期待できるでしょうが、その反面、事業主にとっては、雇用人数や障害等級など、法定義務を果たすことに主眼が置かれ、障害特性や能力に応じた働き方、障害のある方の働きがいなど、個人としての捉え方が軽視される傾向にあるのではないかと憂慮しているところでございます。 他方、海外に目を向けますと、障害の定義や福祉のあり方が異なり、一概に比較はできませんが、例えばアメリカでは、世界に先駆けて障害を理由とする雇用差別を禁止し、障害の有無にかかわらず働くチャンスは平等であることが大前提となっております。そして、事業主による環境整備や合理的配慮のもと、障害のある方一人一人が自身の可能性を信じ、幅広い業界、職種で活躍できる機会があるとされております。 こうしたアメリカ社会に根づく平等意識は、物心がつき始める幼少期から、多様な個性のある全ての子供たちが椅子を並べ、時に協同しながら、それぞれのニーズに合った多様な学びをすること、自然と互いを尊重し自由で平等な関係を築くこと、みんな違ってみんないいと全てをありのままにインクルージョン--包含する教育環境が非常に大きな源泉になっていると考えております。 一方、日本に視点を戻せば、子供たちの置かれた教育環境は多様性とはほど遠く、私としましては、同じ服装で同じ内容を同じペースで学ぶ画一一斉型教育というフレームの中で子供たちが管理、統率されているようにも感じております。そして、この教育システムになじまない個性のある子供たちが同じというグループから外され、それが時には偏見、差別をつくり、いじめ、不登校、虐待などの問題を生み、就学、就職など将来に希望を持てず、子供と親を取り巻く深刻な悩み、苦しみにつながっていると思います。 そもそも100人の子供がいれば100通りの個性があるはずでございます。身体の不自由、発達障害、難病などの子供、貧困、ひとり親、外国籍などで家庭環境に困難を抱える子供、その誰ひとりもエクスクルージョン--排除ということですけど、インクルージョンの反対語ですけど--せず、子供たち一人一人が幸せに学べること、将来に夢と希望を持ち、個性を育み、可能性を最大限広げられるようにすることが、本来の公教育としてのあるべき姿ではないでしょうか。 子供、親への総合支援といたしまして、本年8月から、不登校、内申点などさまざまな悩み、苦しみを抱える子供やその親を支援員が家庭訪問し、心を通わせながら困難の解決を図る家庭訪問型相談支援モデル事業や、10月からは、キャリアナビゲーターが学校に常駐し、小学生からライフキャリアの形成相談を行う子どもライフキャリアサポートモデル事業もスタートしておりますが、今後は、新たなエデュケーションへの構造転換も積極的に検討してまいりたいと思います。 障害のある方が障害を感じるかどうかは、社会の側の問題であって、行政、企業、学校、地域コミュニティーを初め全ての人やまちが、段差や壁をなくすために柔軟に変容していくことが重要でしょう。近い将来、我が国においても多彩な風吹くインクルージョンな社会を実現するためにも、まず、ここ名古屋が生まれ変わるべく、230万人の全ての市民の皆様と手を携えて、一人一人の人生を全力で応援する取り組みを進めてまいる所存でございます。 それでは、このたびの定例会で御審議をお願いいたします案件につきまして、その概要を御説明申し上げます。 今回提出いたしました案件は、条例案4件、補正予算7件、一般案件5件の合計16件でございます。 まず、第126号議案「名古屋市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の一部改正について」でございます。これは、公職選挙法の一部改正に伴い、名古屋市議会の議員の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関して必要な事項を定めるものでございます。 次に、第127号議案「職員の給与に関する条例の一部改正について」でございます。これは、去る9月12日に本市人事委員会から受けました職員の給与に関する勧告を踏まえ、本市の状況並びに国及び地方公共団体の職員の給与との均衡等を考慮いたしまして、給与改定等を実施しようとするものでございます。 次に、第128号議案「名古屋市障害のある人もない人も共に生きるための障害者差別解消推進条例の制定について」でございます。これは、障害の有無にかかわらず、誰もが人格と個性を尊重され、住みなれた地域で安心して暮らせる社会の実現に寄与するため、障害を理由とする差別の解消の推進に関し基本となる事項を定めるものでございます。 次に、第129号議案「名古屋市地区計画等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について」でございます。これは、建築基準法等の改正に伴い、規定を整備するものでございます。 続きまして、第130号議案「平成30年度名古屋市一般会計補正予算」から第136号議案「平成30年度名古屋市公債特別会計補正予算」までの補正予算7件につきまして御説明申し上げます。 初めに、一般会計でございます。 まず、民間ブロック塀等の撤去費の助成について、6月補正予算において広報を行うとともに助成件数を拡大いたしましたが、申請件数が見込みを上回ることに伴い、再度助成件数を拡大することといたします。 また、苗代小学校教材園用地の取得を予定するほか、土地区画整理組合貸付金特別会計への資金貸し付けを予定しております。 これらに対応する財源といたしまして、特定財源として震災対策事業基金の取り崩し及び市債を、一般財源として前年度からの繰越金を予定しております。 以上の歳入歳出予算のほか、金山総合駅連絡通路橋の耐震補強や改元に伴う福祉総合情報システムの改修など7件の繰越明許費を予定しております。 次に、特別会計でございますが、国民健康保険会計後期高齢者医療会計及び介護保険会計において、それぞれ改元に伴うシステム改修について繰越明許費を予定しております。 また、土地区画整理組合貸付金会計では、上志段味特定土地区画整理組合への貸付金を予定しております。 さらに、基金会計では財源繰り出しに伴う所要額を、公債会計では所要の起債額を計上しております。 以上の結果、今回の補正予算は、  一般会計  2億6500万円  特別会計  4億5100万円  総計    7億1600万円と相なった次第でございます。 続きまして、一般案件について御説明申し上げます。 まず、第137号議案「財産の取得について」でございます。これは、久屋大通公園(北エリア・テレビ塔エリア)に設置する特定公園施設を取得するものでございます。 次に、第138号議案「財産の処分について」でございます。これは、今後公的利用が見込まれない未利用土地を売り払うものでございます。 次に、第139号議案から第140号議案までの2件は、「指定管理者の指定について」でございます。これらは、名古屋市池下駐車場を初めとする公の施設の指定管理者を指定するものでございます。 次に、第141号議案「当せん金付証票の発売について」でございます。これは、公共事業等の財源に充てるために発売する当せん金付証票の平成31年度発売総額を定めるものでございます。 以上、今回提出いたしました案件につきまして、その概要を御説明申し上げました。よろしく御審議の上、適切な御議決を賜りますようお願い申し上げます。 以上でございます。(拍手) ○議長(坂野公壽君) この場合、関係議案について人事委員会の意見を求めます。 ◎人事委員会委員(西部啓一君) ただいまお尋ねのありました第127号議案に対する人事委員会の意見を申し上げます。 第127号議案の職員の給与に関する条例の一部改正につきましては、本委員会がさきに行いました職員の給与に関する報告及び勧告の趣旨に沿って期末手当及び勤勉手当の改定並びに初任給の引き上げを行うものであり、本委員会といたしましては妥当なものと考えます。 以上、意見を申し上げます。 ◆(斉藤たかお君) ただいま市長より提案説明がございましたが、明11月22日、26日及び27日は議案精読の日とし、11月28日午前10時より本会議を開くこととして、本日はこれをもって散会されんことの動議を提出いたします。    〔「賛成」〕 ○議長(坂野公壽君) ただいまの斉藤たかお君の動議に御異議ありませんか。    〔「異議なし」〕 ○議長(坂野公壽君) 御異議なしと認めて、さよう決定し、本日はこれをもって散会いたします。          午前11時19分散会      市会議員  うかい春美      市会議員  さいとう愛子      市会議長  坂野公壽...